見出し画像

京都散歩43:空を舞う龍とお賽銭「京都ゑびす神社」から「西来院」へ

お立ち寄りいただきましてありがとうございます。

今回は京都散歩です。
「京都ゑびす神社」から、建仁寺の塔頭「西来院」を巡ります。


【2025年2月15日】

京都は少しだけ寒さが落ち着いた一日です。
またすぐ寒くなる予報ですね。
でも春はもう近くまで来ているかしら。。

四条大和大路から南に向かいます。

Hard Rock Cafeができた。
とらや 京都四條南座店

建仁寺の西門を過ぎると「京都ゑびす神社」の鳥居が見えてきます。

京都ゑびす神社(恵美須神社)


ご祭神は、八代言代主大神、大国主大神、少彦名神。
平安末期、栄西禅師が宋からの入僧の折、暴風雨に遭ったとき栄西禅師が海上に向かい祈ったところ、海上より恵美須神が現れことなきを得たので、帰国後建仁寺建立にあたり、まず恵美須神社を鎮守社としたのがはじまりとされています。

1月8日から12日は十日ゑびす大祭(初ゑびす)、10月19日から20日は二十日ゑびす大祭(ゑびす講)があります。

一の鳥居

それではご参拝。

逆から

二の鳥居

二の鳥居の中央部分には、扁額ではなくゑびす様の福箕になっています。「箕(み)」とは、穀物の脱穀や選別、運搬などに使用される農具だそうです。
とても珍しい。。

この福箕にお賽銭を投げ入れて、入れば縁起がよく願いが叶うと言われています。

これは神社としての風習ではなく、参拝された方から自然発生的に広がったらしい。
おもしろいですね!

拡大してみた
二段になっている。
上に入ったほうが御利益あるのか?
もちろん挑戦しました。
結構難しいです。。
五投しました(;^_^A


参拝者が順番にお賽銭を投げます。
一回目で見事に収まる方、なかなかうまくいかない方、成功するたびに回りの方から拍手が。。。

たまたまそこにいる参拝者さんの中で不思議な一体感が生まれます(^^♪
みんな笑顔です。
なんかいいなぁ。。。

晴天の空の下皆さんが投げるお賽銭がキラキラ。

境内

無事に収まったので改めてご参拝。

手水舎
躍動している
本殿
小松天満宮
神馬

無事にご参拝を済ませて、少し道を戻って建仁寺に入ります。

もう一つの目的「京の冬の旅」で特別公開されている西来院に向かいます。

西来院


鎌倉時代中期、本格的な禅を日本に広めた中国の禅僧・蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)が創建した建仁寺の塔頭寺院です。

2024年3月に奉納された天井画「白龍図」、枯山水庭園「峨眉乗雲の庭」、「九華青蓮の庭」が特別公開されています。

以前訪れた時はブルーボトルさんがこちらのお庭に出張されてましたね。

「九華青蓮」

お庭を眺める特等席

こんな景色。

中庭
アート作品が多数

奥に。

「峨眉乗雲」

茶室もあり、お茶を頂くこともできます。


白龍図


本堂天井全面に描かれている「白龍図」は、中国のビジュアルアーティスト陳漫さんにより制作され奉納されました。
彼女は中国のファッション写真に革命をもたらし、独自の視覚言語を生み出した現代知中国の写真家兼ビジュアルアーティストです。

広大な天井画なので全体を撮影できないのですが、モノトーンの空を舞う龍の姿は圧巻です。

拝観を終えて八坂通りから外に。
この先はまた別のお話で。

衹園天婦羅 八坂圓堂
いつか食べにきたいな
八坂の塔が見える

今回はこちらで終了です。
それではまた。



いいなと思ったら応援しよう!

Arie
よろしければサポートお願いします! いただいたサポートは京都検定対策に使わせていただき、結果を記事として掲載していきます。