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京都散歩42:鶏卵素麺を買いに

お立ち寄りいただきましてありがとうございます。

京都にはたくさんのお菓子があります。
季節ごとでは、ひちぎりだったり水無月だったり。
門前だと、みたらし団子、あぶり餅や唐板。。
変わっているものだと幽霊子育飴とか清浄歓喜団とか。。。

いくつかは以前のブログでも紹介していますので宜しければ覗いてみてください。

そんな中でも今回は、気になっていた鶏卵素麺を買いに壬生周辺に伺います。

壬生についてはこのお散歩シリーズで初期に訪れた場所です。
(ちょうど1年前でした)

目指すお店は、新選組で有名な「壬生寺」の隣にある「京都鶴屋 鶴寿庵」さんです。
八木邸がありますのでご存じの方も多いかと。

阪急大宮駅から四条を少し西に行って坊城通を南に入ってすぐです。

元祇園 梛神社
正中してすみません。。
旧前川邸
京都鶴屋 鶴寿庵

八木邸は中も見学できます。

ガイドとこちらのお茶と和菓子がセットになっています。
前回もですがなんとなくまだ中には入っていません。。。
そのうち行ってみます。

一人だと大きいのは食べきれませんので、小さいものを購入しました。

鶏卵素麺って?
写真にある説明は以下です。

十六世紀頃、南蛮人によってカスティラなどと共に伝えられた鶏卵素麺。
「エンゼルヘア」とも呼ばれ、現代でも大変珍しいお菓子です。
新鮮な卵黄を糖蜜に流し、滋味深く仕上げました。
お好みの大きさに切り分けお召し上がりください。

無事に購入できたので、壬生寺にもご参拝。
休日ですが人が少ない。。

ひさしぶり

そのまま烏丸までお散歩。
少し膏薬辻子に寄り道。

もともと、空也上人がこの地に道場を設けて修行されていましたが、平将門の首が京都で晒されて以降天変地異が相次ぎ、その霊を鎮めるために道場の一角に首塚が築かれ「空也供養の道場」と呼ばれる様になりました。

その「空也供養」が訛って「膏薬」、細い道を意味する「辻子」とあわさり、この地が「膏薬辻子」と呼ばれるようになったとされています。

この道の佇まいが好き
現在の京都神田明神
平将門の怨念を鎮めるため、このあたりに首塚が築かれたとのこと。

重要文化財の杉本家住宅を見てお散歩終了です。

さて、帰宅して開封です。

開封の儀
なんかかわいい
盛ってみた
繊細ですね

美味しい。
ちょっと想像とは違った。

ひも状のものが束なっているので、口にいれるとほどけてきて、中から甘味がジュワっと出てきます。
素朴で嫌味のない甘さです。

鶏卵素麺は福岡でも有名みたいで、そちらのサイトだとコアントローをかけて食べるのもお勧めとのことでした。
美味しそう。
今度馴染みのBARに持って行ってコアントロー試してみよう(笑)

今回はこちらで終了です。
手土産にも良さそうですね。
よろしければぜひ。

それではまた。

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Arie
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