第25回の京都検定2級の公開テーマが公式サイトに掲載されました。
【2級】 紫式部と京都
試 験 日:2024年12月8日(日)
ある程度想定はしていましたが、どの角度で出題されるのか。。。
試験日も発表されましたので、本格的に勉強を開始します。
京都散歩も、公開テーマに関することを少し意識して巡ろうかと思います。
今回はそんなテーマに縁のある紫野エリアを「雲林院、大徳寺、今宮神社、建勲神社」と巡ります。
紫野の地名の由来は、紫が高貴な色とされ、昔は天皇の離宮が営まれる風光明媚な地であったことからというのが定説のようです。
【2024年2月9日】
天気予報では晴れでしたが、天候がころころ変わり、たまに雪がちらつく一日となりました。
今回のスタートは「京都市営地下鉄烏丸線 北大路駅」です。
駅から北大路通を大徳寺方面に向かいます。
北大路駅にはバスターミナルもあり、西大路方面あるいは河原町方面に向けていくつものバスが発着しています。
大徳寺は歩くと少し距離があるので、バスが便利です。
金閣寺や以前散歩した北野天満宮にもアクセスできます。
雲林院
北大路通を大徳寺前まで向かい、交差点を大徳寺と反対に進むとすぐに雲林院に到着します。
【臨済宗 雲林院】
紫式部が晩年を過ごした地といわれています。
光源氏が、逢ってくれない藤壺の態度が辛くて出家しようと、籠ったお寺として源氏物語「賢木」に登場するそうです。
近くに紫式部の墓伝承地があると記載されていました。
次回うかがいたいと思います。
大徳寺
北大路通に戻って反対側の大徳寺に向かいます。
雪がふったりやんだりの天候でした。
広大な敷地にたくさんの塔頭寺院があります。
真珠庵
大徳寺ができる前に、この辺りに紫式部が生まれ育った家があったとのことで、「紫式部産湯の井戸」がのこっていると言われています。
今宮神社
大徳寺から今宮門前通に出ると、楼門がすぐそこに見えます。
朱色の門がタイミングよく晴れた空に映えます。
一度迂回して東門に行きます。
あぶり餅 本家 根元 かざりや
朝食とらずに歩いていたので、おなかがすきました。
ご参拝前に名物の「あぶり餅」をいただきます。
実はこれが目的だったりもします(;^_^A
東門参道に2軒向き合って「あぶり餅 一和(一文字屋 和輔)」と「あぶり餅 本家 根元 かざりや」さんがあります。
迷ったすえ「あぶり餅 本家 根元 かざりや」にうかがいました。
空いている時間帯だったのか、すぐに暖かい席に案内していただきました。
(お会計済ませたら大行列になっていましたので、ご参拝のかたは時間に余裕をみたほうが良いかと思います。)
お餅がこんがりと焼かれていて、外側はパリパリしています。
そこに甘じょっばい白みそのたれが後を引くおいしさです。
一人前お願いしました。本数は11本でした。
これで疫病退散できます!
ご参拝
あらためてご参拝です。
「重軽石(おもかるいし)」
まず軽く手の平で三度石を打ち、持ち上げると重くなり、再度願い事を込めて三度手の平で撫でて持ち上げる。
軽くなれば願いが成就すると言い伝えられています。
建勲神社
今宮門前通を北大路通まで戻ると、目の前が船岡山です。
平安京は四神相応の地に造られたとされています。
(京都検定3級の過去問には、ほぼ毎年出題されてました。)
東に清き流れがある(蒼龍)、南が広く開けた湿地帯(朱雀)、西に大きな道が続く(白虎)、北に高くそびえる山がある(玄武)といわれており、船岡山はその北の山にあたります。
北参道を上らずに船岡北通を進むと建勲神社の大鳥居に到着です。
大鳥居をくぐるのはあとにして、そのまま鞍馬口通まで出て遅めのランチに向かいます。
本日は京都でも超有名なカフェ「さらさ西陣」さんにうかがいます。
こちらは別の記事でご紹介します。
「トルコライス」おいしかった~
ご参拝
ランチを終えてご参拝です。
建勲神社には二度目の訪問ですが、前回は北参道から登ったので、大鳥居からは初めてです。
私のプロフィールのアイコンと写真は、建勲神社で撮影したもので、神社の佇まいと船岡山からの京都市街の景色がとても気に入りましたので、使用させていただいております。
北参道からはずっと坂道を登っていくのですが、大鳥居からは急な階段を上っていきます。
息が切れる(運動不足)
【以前いただいた御朱印】
以前ご参拝したときにいただいた御朱印です。
桶狭間の戦いで織田信長が今川義元から奪い取ったという「義元左文字」。こちらは宗三左文字となっています。
所持者の変遷から三好左文字、宗三左文字とも呼ばれるようです。
前回は大きな入札案件の対応を始めるときに訪れていて、こちらのお守りをいただき無事に落札しました。
それ以来仕事用のバックにつけてます。
おわりに
最後までお読みいただきましてありがとうございます。
船岡山、紫野周辺は見どころも多いのですがそれほど混雑しておらず、のんびりと京都散策ができるエリアでした。
源氏物語ゆかりの場所でもありますし、京都観光のルートに加えてみてはいかがでしょうか。
それてはまた。