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第二幕、第三幕 マルドゥク

天の兄弟たちは一致団結していた
彼らは前後に押し寄せ、ティアマットを乱した
彼らが、ティアマットの「腹」に迷惑をかけていた
天の住居の中での気まぐれな行動によって
アプスは、それらの喧騒を少なくすることができなかった
ティアマットは、それらの行いに呆気にとられていた
それらのすることは、忌まわしい…であった
それらの行い(道)は、厄介だった

ここで不規則な軌道のことをいっていることが分かる。
新しい惑星たちは、前後に押し寄せ、お互いに近づきすぎて、とうとうティアマットの軌道を邪魔した。

第三幕

運命の部屋、運命の場所で
神は産まれた、神々の最も有能で最も賢いもの
深いところの中心でマルドゥクがつくられた

彼の姿は魅惑的な、活気に満ちた彼のまなざし
彼の歩きぶりは威厳があった、
昔の時代の…のように指揮をする

神々の上に大いに褒め称えられたのは彼である、…に渡って卓越して
彼は神々の最もそびえ立つものであった
彼の高位は並外れていた
彼の手足は巨大だった
彼は非常に背が高かった

宇宙から現れてきたマルドゥクは、まだ生まれたばかりの惑星で、火を出して、放射を発していた。
「彼が唇を動かすと、火が外へ燃え立った」

マルドゥクの軌道は他の惑星たちの引力に乱され、太陽系の中心ティアマットの方へ、いくぶん内側に曲がっていった。

マルドゥクの接近が、すぐにティアマットと内惑星を乱し始めた。

彼は流れを作り出し、ティアマットを乱した。

神々は休息できず、嵐の中にいるようにもみくちゃにされた。

接近してくる巨大な惑星の引力は、すぐにティアマットを裂き始めた。

ティアマットの真ん中から、11の怪物が出現した。

「自ら」を彼女から「切り離し」
「ティアマットの側で行進した」
「うなって暴れ回る」衛星の群集である。

突進してくるマルドゥクに対抗するためにティアマットは準備して、「光輪をそれらに担わせ」神々(惑星)の姿を与えた。

第四幕へ続く…

引用文献
「人類を創成した宇宙人」
ゼカリア・シッチン著
徳間書店

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