見出し画像

「AIがあってよかった!」プロのWebマーケターが感じた、生成AIを使うべき3つの理由

こんにちは!Webマーケターのアリアリ(@matome__ru)です。10年以上、この業界で奮闘してきた経験と、ここ半月ほど(最近だ)生成AIを使いこんできた私が感じた、マーケターが生成AIを使うべき3つの理由をご紹介します🔥🚀

って正直、最初は生成AIに対して不安がありました。「私の仕事がなくなるんじゃないか」って、心配していました。そして、今もその心配はゼロになったわけではなけれど、「生成AIを味方につければ、より良いコンテンツマーケティングができる!!と、気づいたんです。

マーケターにとって、生成AIの技術は、向かい風ではなく追い風です。憂うよりも、この変化を味方につければ、もっとマーケティングは楽しくなります。それでは、そんな私の体験を踏まえて、マーケターが生成AIを使うべき理由を3つご紹介します。


1. 短い時間でとにかくアウトプットの量が増える!

まず、なんと言っても驚くべきは生成AIの生産性。この記事を読んでくれているあなた! より良いものを作るために、残業が続いたりしたことはありませんか? 期日に追われて、なんとなくのアウトプットで終わらせたことありませんか?

私は、夜遅くまで仕事をしていたこともあれば、時間の都合で100%やりきったとは言えない状態の記事を公開したこともあります。

でも、生成AIを使い始めてからは、そんな苦しみが少しずつ減ってきました。例えば、メルマガの作成。まず、過去の文章を読み込ませます。そして、今回のテーマを入力して、文章案の作成を生成AIに任せます。すると、たった数分で、大量の初稿が作られるんです。(新人さんが作るよりも断然いいです。中堅のマーケターが作ったぐらいの印象。ごめん、新人さん。)

もちろん、生成AIが作った初稿を基に、自分で考えを付け加えたり削ったりしていき、最終的な文章を作成します。つまり、ブレスト、たたき案、初稿作成を、生成AIに任せて、そのあと自分で手直しをして仕上げていけば良いんです。これ、すごくないですか??

2. 独自性を出すことに時間を使えるので、個性的な記事が書ける!

先ほど伝えた通り、たたきや初稿を生成AIに任せれば、浮いた時間でオリジナリティを記事に追加できます!基本的な作業をAIに任せることで、より具体的で現場の人間しか知らないような、付加価値の高いコンテンツを作っていくことに時間を使えるんですよね。

例えば、メルマガについても、AIが生成したコンテンツの土台に、私たちの経験や具体例を加えることで、より深みのある、専門的で独自性のあるコンテンツを作り出せます。これって、すごくおもしろいと思いませんか?

ちなみに、すごいポイントは、時間だけじゃないんです。労力(エネルギー)も全く違います。タイトルや文章案が出てくる段階までは、ほぼ思考力を使っていないので、そこからのブラッシュアップにエネルギーを注げるんです。

初稿作りに時間も労力もかかってしまい、ヘトヘトになって、期日が近づき、そこからの仕上げが適当になってしまう……って経験、皆さんお持ちではないでしょうか。(私は、大有りです。内緒ですよ)

でももし、初稿がすでに出来上がっていたとしたら?
初稿がある状態から、自分の時間とエネルギーを注げるとしたら…??
そう!(自分が作ったのか…と驚いてしまうほど…笑)良い質の成果物ができあがるんです…

3. 基本のデータ分析は、AIがちゃっちゃと対応してくれる!

最後に、データ分析における生成AIの威力についてお話しします。
マーケティングの仕事をしていると、コンバージョン数、CVR、離脱率、、、さまざまなデータを分析するのに時間が取られてしまう、ということもあるのではないでしょうか。(時に、コンテンツ生成よりも分析の方が時間がかかる….)

上からは分析結果を出して欲しいと言われるけれど、期日が迫っているコンテンツ作成もあって、時間が足りない… なんてことは日常茶飯事です。でも、生成AIを使えば、基本的なデータ分析はあっという間に終わってしまうんです。例えば、ヒートマップを使って離脱率の改善をしようとした場合、生成AIに画像を読み込ませて、改善ポイントを聞けば、すぐさまリストにして出してくれます。分析が苦手な方にとっては、目頭が熱くなるような素晴らしきツール…

繰り返しになりますが、AIの分析結果だけに頼るのではなく、AIの分析をもとに、自分でも分析に抜け漏れがないかを見ていきます。そうすることで、分析の漏れをなくしつつ、自分だけでは得られなかった視点をAIから教えてもらうことができます。

良いことしかないのでは…!?

さいごに…

1つだけメッセージを。まだ生成AIを使ってない人の中には、以前の私のように、生成AIによってマーケターの仕事がなくなっていくのではないかと不安に思っている方もいると思います。

ですが、生成AIを使ってみてわかったことは、むしろ生成AIは私たちの可能性を広げてくれる強力な味方だということ。

ベテランのマーケターにとっては、自分の分身が何人もいるようなもの。中堅マーケターにとっては、超仲良しの先輩が力を貸してくれているようなもの(怒らない、機嫌も悪くない、気も使わなくて良い)。初心者マーケターにとっては、一から十まで教えてくれるメンターのような存在になり得ます。

「AIと上手に付き合うことができれば、より自分が理想とするマーケティングが実現していける」そんな希望を感じました。だから、生成AIを仲間に迎えて、読者やクライアント企業にとって本当に価値ある(そして面白い)コンテンツを作り続けていこうと思ってます。その過程で得た知見や経験は、せっかくなので共有していきますね。
一緒に学んで楽しんでいきましょう🔥🚀

本音のひとこと
この記事も、生成AIを使って作っている。
まず、プロンプトを作り、タイトルの仮案を入れて、見出し構成を作成してもらう。そこから着想を得て、改めて見出し構成を決めて、記事を作成してもらう。記事の作成も、5回ぐらいはやり直し。なんとか使えるかなと思った段階で、生成されたものをnoteに貼って、そこからは手直し。かなり手直しした。70%ぐらい笑。全部で1時間半ぐらいはかかった。

プロンプトを作るのもちょっと時間がかかったし、インプットする記事が今回はなかったので、文章のトンマナも自分で調整しなきゃいけなかった。それでもまだ硬いけど。プロンプト作りに慣れて、読み込ませる文章のストックができてきたら、このぐらいの記事なら1時間もかからず作れるかもしれない。

たたき台があるのはいいね。記事にも書いたけど、時間の効率化よりも、エネルギーの効率化になる。1から自分で書くともっと疲れるけど、たたきをブラッシュアップしていくのはそんなには疲れないな。あなたも、ぜひやってみてね!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集