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守護と行く旅-2日目-その② 【38歳で突然スピリチュアル能力が開花した話・22】
前回の続きです
Santa Monicaのレストランを出て、車で「あの山」に行ってみる事にしました。
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「あの山」は地図で調べるとどうやら【トッパンガ州立公園】というState Park。
サンタモニカから車で16分。カーナビで移動しました。
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運転中、ルーシー(ルシフェル)とギュー(ミカエル)は一言も喋りません。
2人ともすごく真面目な緊張しているような感じがして、つられて私も緊張してきました。
ぐねぐね登り道を運転して、トッパンガ州立公園のパーキングに到着!
お金を払って中に入り、車を停めました。
パーキングからすでにお腹のギューーーが強いです。
太郎図書館に入った時みたい。身体がゾワゾワします。
ちょっと迷いましたが、荷物を全部持って行く事にしました。
水色の馬とポップコーン大袋が入った紙袋と、カフェで買ったアイスティーを持って車を降ります。
トレイル入り口付近にあった州立公園の地図を見たら。
でかい。普通に山です。
山の中の45平方キロメートルのエリアが州立公園に指定されてて、歩けるトレイルが何本もあるという事らしい。
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一体ここから、どのくらいの距離を歩かされる事になるんだろう。しかも山の中。
ドキドキしながら歩き始めました。
👇トレイル入り口。キンチョーーー!!!
明るいうちに山から出て来られますように!!!!!
生きて帰れますように!!!!!!!
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…5分ほど歩いてみて。
ふーん、普通の山じゃんね?と思いながら、おばちゃんは最初の登り坂ですでに息切れです。
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周りを見ても、特に変わった物はなさそうだし・・・。
違うのは強いお腹のギューーーと、緊張感。
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・・・普通にのどかです。
たまにポップコーンをつまみ、アイスティー飲みながら歩きます。
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トレイルに入った最初の頃はハイキング中の人々とすれ違いましたが、奥に進むにつれて誰も見なくなりました。
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緊張しながら、強いお腹のギューーーを感じながら一人で山道を歩いていると、段々怖くなってきました。
私はこれからこんな山中で何をするっていうんだ!?
何かが起こるのか?
それとも何かを見つける??
山で見つける物って何よ???
・・・もしかして、死体とか!?
やだ怖い!!!!!
そう考え始めたら、もうそれしかない様な気がしてきました。
山で発見する物なんて、他にあるか?
太郎の死体を発見すんの?
いや太郎お墓あるし!!
見知らぬ人の死体か!?
もーーやだーーーーー!!!!!
帰りたいよーーーーーーー!!!!!!
妄想でパニクり始めてしまいました。
その時、斉木のじいさんがニコニコして言いました。
『恐怖は全部、渡しなさい』
じいさーん!今日も居てくれてるんだね良かった!(泣)
そういえば、いくつかのスピ系ブログに書いてあった様な・・・
天使に恐怖心を渡すワーク、とかいうの・・・
あーちゃんと真面目に読んでなかったー!どうやるんだっけ??
じいさんは天使じゃないけど・・・テキトーにやってみっか?
「恐怖」と思ってみると、黒いモヤモヤしたバスケットボールくらいの塊が自分の体から出てきた感じがしました。
それを手にとって横にいるじいさんに渡してみたら・・・
じいさん、『ホイホ〜イ♪』と言いながら黒い塊を受け取って、手の中でパンッとキラキラに変えて消してしまいました。
面白くなって次から次へとどんどん渡してみました。
『ホイホイホイホホ〜イ♪』
とリズミカルに受け取ってはキラキラにしちゃうじいさんがおかしくて、笑っちゃいました。
恐怖心がかなり薄らぎましたが、「恐怖を渡すワーク」という方法が成功したのか、ただ単にじいさんが面白くて怖くなくなったのか、分かりませんでした(笑)
歩き続けます。
地面が砂っぽい。
ここは砂漠なんだな、と思わされます。
途中別れ道が何度かあったので、迷わないようにしょっちゅう写真を撮りながら進みました。
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写真を撮りながら「もし夜になっちゃったら真っ暗で写真なんて役にも立たないんだろうな」という恐怖をいちいち拭い去らないといけません。
一人で山の中を歩いていて、あとどの位の距離を歩くのか見当もつかないというのはなかなか怖いもんです。
入り口がどんどん離れていって。
「戻りたい」衝動は大きくなります。
でもおばちゃんは進みます。
ここまで来て引き返せない。俺は女だ!
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段々と、周りの植物がこの1種類だけになってきました。
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離れて見ると緑なんだけど、近付いてよく見るとこんな枯れ木っぽい部分が多い植物です。
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そして。とうとう。
ある場所で。
お腹のギューーーが止まりました。
前を見ても、後ろを見ても、お腹のギューーーが来ません。
「ここだ」と分かりました。
分かりましたが・・・そこには特に何もありません。
上の写真と同じ植物が沢山あるだけ。
でも。よく見ると。
目の前にある植物が。その辺にあるのと全く一緒なんだけど。
その植物だけ、丸く孤立してるというか・・・周りの仲間たちと少しだけ離れて、ポツンとまあるく、生えている。
よく見ないと分からないくらいです。ぱっと見たら全部ごちゃっと一緒に生えているようにしか見えない。
よーく見ると、周りの植物との間に距離があって。1つ孤立している。
大きさは・・両手を広げたくらいの幅で、私の胸くらいの背の高さの、植物のカタマリ。
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え、これ?
この植物?
これを見に来たの?
そう思った瞬間。
なんて説明したらいいのやら。
グワーーーーーー!!って。
上の方から、感じた事のない・・・「圧」に近いような何かが降り注いできました。
すんごい強いやつ。
すんごいすんごいすんごい強いやつです。
上ってどこからなのかも分かりません。
空? 宇宙?とにかく上。
お腹のギューーーがやばい強さです。本当に陣痛始まるかと思っちゃうくらいの強さで硬くなってます。
身体中ゾワゾワ、毛穴ビシビシ(?)、心臓ばくばく。
色んな体感が強すぎて、でも何か…「大切な瞬間が訪れた」という雰囲気も物凄く強く漂っているというか。
右手の空。
そっちから来ます。すごいグワーーーーが。圧が。
右手の空を見ます。
なんじゃこりゃ、なんじゃこりゃ、なんじゃこりゃあああああ、と思いながら。
『お前が見ている植物、それは【光の象徴】だ。
光の象徴は地球上に沢山存在する。
地球のツボのような場所にある。』
上からの圧が喋り始めました。
すごい、偉そう・・・というのが最初の印象でした。
「偉そう」と言っても嫌な感じではなくて、偉大すぎてどうやったって偉そうな響きになっちゃうんだろうなー、という感じ。
「偉大」な存在なのは間違いないな、というのがビシビシと伝わって来ます。
ギュー相手の時みたいに気軽に逆らう気には全くなれません(笑)
”お空の偉大な誰かさん”は続けます。
『お前の足元を見ろ。土ではない。砂だ。砂漠だ。
この山は緑豊かな山に見えるが、一歩踏み込めば全て砂の山だ。
砂に生きている植物たちは、ほとんど意識がない。意識を表に出さない。
砂漠は地球のストレス。
ストレスが増えると砂漠化が進む』
そこまで言われた時、前日の飛行機で見た広大なオイルフィールドが脳裏に蘇りました。
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『砂漠化だけをどうにかしようと試みても無駄な事だ。
ストレスの元を無くさなければならない。
お前は【光の戦士】として、これを変えていかなければならない。
お前にその覚悟があるのか。
この地球を守るという事。元に戻すという事。
この山に緑を還すという事。
お前にはその覚悟があるのか。』
そこまで一気に言われて。
前面に出て来ちゃいました、【疑い深いおばちゃん】。
なんか・・・話が壮大すぎないか?
こんな事ただのおばちゃんに言ってどーなるってーの?
こういうのは、もっと力も地位も金もあって頭脳も人格も素晴らしい、特別な人物に言った方がいいんじゃないか?
アセンションって・・・私がネットで読んだ感じだと、みんなが過去生のカルマとか解消して、誰も人や動物や地球を傷つけなくなって、わーい!みたいな感じなんじゃないの?
しかも「光の戦士」って!!!
なにそれ!ゲームみたいなワード出て来たし!!!全然受け入れられない!!!!!
光の戦士としてこれを変えろっつったって!!!
おばちゃん一人でアメリカの石油王たちに文句言いに行けっつーのか???
無理だべ!!!!!
でもそこで、【信じる努力中のおばちゃん】が必死で前に出て来ました。
いやきっとこーゆー壮大な事、覚醒し始めの人達全員に言ってるのかもよ?
とりあえず話は聞いておこう。大事な話ぽいのは間違い無いんだし。
きっと、今私が住んでいるこの大陸を一番傷つけてる原因が昨日飛行機で見たアレなんだよ。
だからわざわざ見せてくれたんだ。
「分かりました。頑張ります。」
信じる努力中のおばちゃん、先走って言っちゃいました。
『よし。お前を光の戦士と認めよう』
話進んでるし!
認められちゃった!
「お空の偉そうな誰かさん」は、居なくなりました。
空から降ってくる圧が無くなりました。
自分が異常な程、爽やかな気分になっていてびっくりしました。
何か浴びさせてくれたんでしょうか?
脳内が大量の「楽しい」という文字で埋め尽くされたような、ウキウキ気分で立っていました。
目の前には『光の象徴』さんだと紹介された植物が。
「光の象徴さん、はじめまして」
と挨拶して、枝の一本と握手しました。
自然とそんな事するくらい気分が変?だったんです。
疑い深い方のおばちゃんが完全に引っ込んでいました。
光の象徴さんは、葉っぱがある部分と枯れ木みたいな部分とがありました。
枯れ木の部分の方が多めです。
ギューが『これはこの山を象徴している。光の象徴を見れば、今この山がどのような状態なのか分かる』と教えてくれました。
ずっと黙っていたルーシーが、
『あんたとうとうやったわね、よくやったわよ。おめでとう』
と言ってくれました。
ギューも何だか興奮している感じがします。
「ちゃんと話を理解したのか?」とか「忘れないうちに今ここでアプリにメモしておけ」とか相変わらず口うるさく言いながらも、喜んでる感が伝わって来ます。
光の象徴さんに言われた事をアプリにメモして、光の象徴さんにさようならして、来た道を戻り始めました。
山のトレイルを引き返して、パーキングへと歩きはじめると…。
えーっとこれは本当に妄想だと思ってくれていいのですが。
書くのこっぱずかしいのですが。
周りの木々が、話し始めちゃいました。
「おめでとう!」とか言ってくれまして・・・「ありがとー」とか、返してみたりして。
木々たちが「触って!」って、言うんです・・・。
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砂の山でもみんな頑張って生きてるんだなあ〜とか、感動してしまったりして。
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1種類1回づつでいいから触って!と言われたので、なるべく全種類触りながら、お喋りしながら、戻りました。
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「うわあ〜、すごいっすね、幹ツルツルっすね!写真撮らしてもらってもいいっすか?」
とか本気で植物と話しながら歩いたので、他に人が居なくて本当に良かったです。
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パーキングまでの帰り道は何故か、全く疲れませんでした。
歩いても歩いても元気一杯。何なら夜まで山を歩きたい気分。
途中本気で「このまま夜まで山を歩きたい」って考えたほどです。
やっぱりいつもと違う。
気分も身体も、元気さが違いすぎる。
光の象徴から車まで戻る間、ずっと頭上を2羽の・・・トンビ?鷹?鷲?
何かが一緒に飛んでいました。
車で山を降りてもまだ良い気分/超元気が続いていたので、LAで初めてちゃんと、カーナビではなくてギューナビで運転してみました。
ギューナビで到着した場所は、とっても美味しいお寿司屋さんでした。
分かりやすいご褒美です(笑)
久しぶりに食べた西海岸のウニは最高でした✨✨
その夜は、山で一緒にパワーを浴びたはずの青い馬と一緒に眠りました。
前日と一緒のようで、気分は全く違うLA2日目の夜でした。