見出し画像

ゆったり映画レポ

どうもみなさんいかがお過ごしでしょうか。現在絶賛自粛中なので、今回は最近Amazonプライムビデオで鑑賞した映画についてネタバレなし(多分)で書いてみようと思います。あ、わたしはほぼほぼ邦画しか見ません。洋画が苦手、というわけではないのですが、気づいたら邦画ばかり好んで見るようになってしまいました。なので今回も邦画です。 

  ①サマータイムマシンブルース

真夏の京都を舞台にしたSFコメディです。大学のSF研究サークルの男子たちがタイムマシンを見つけてしまい、壊してしまったエアコンのリモコンを巡って過去と未来を行き来する、というあり得ない設定なのですが、とにかくバカすぎて面白い。このバカすぎという表現は前向きな表現です。まあ、わたしはタイムトラベルやタイムリープなど時間軸の話は理解するのに人一倍苦労するので、バカなのはわたしの方かもしれないのですが……

公開は2005年だったようで、ちょっとレアな若かりし頃のムロツヨシも出てます。終始テンションが高い大学生達の物語なので、苦手な人はいるかもしれませんが、ハマる人はかなり笑えるし、ちょっぴり切なくて、それがたまらずわたしは何度も何度も定期的に見てしまうぐらい大好きな作品です。是非。


②娼年

いやこれは危険です…よくこれが一般公開されたなぁという感想。ひとことで言うと松坂桃李がいろんな女性とやりまくる、”AV”です。わたしは原作読んでたので、映画化は無理だろうと思ってたし、繊細な描写もあるので下手に映像化したら陳腐な作品になってしまうだろうと思い敬遠してたのですが、暇だったので見たら予想以上に衝撃すぎて引いてしまいました。これは笑っていいのか?というシーンもあり……レビュー見たらなんと女性限定の応援上映(※映画の上映中に観客が大声を出すことが認められた特別上映回、シン・ゴジラとか有名ですね)していたというからさらに驚き……

リョウ(松坂桃李)が服を脱げば、どこからか「ヒュー!」「ご立派!」といった声が上がり、濡れ場が終わると「お疲れ様!」「ナイスファイト!」などとねぎらいの言葉が飛んだ。—某サイトより抜粋

松坂桃李の身体を眺めたい、いや身体を張った演技を見たい人は是非。わたしは二度と見ないでしょう……ちなみに男性の方、リョウのセックス真似したらダメです。確実に相手に殴られます。監督の指示なの?おいコラ監督(怒)いつかレポしますが『彼女がその名を知らない鳥たち』の松坂桃李の方がエロかったよ。


③南瓜とマヨネーズ

二回見ました。深夜2時くらいに酒片手に見るには最適。夢を諦めきれない無職の27歳のバンドマンと、その彼を確実にダメにしているであろう彼女の物語です。きっとバンドマンと付き合ったことがある人もしくはその界隈の人ならかなり”ああ、分かる……”となるかと思います。ならなかったらごめんなさい。
音楽って難しいですよね、音楽に限らないか、芸人、俳優、アーティスト、うまく言えませんが、人に認知されて初めてお金になる仕事って夢で片付けられることが多い。受け売りの言葉ですが、『”プロになるには自分の好きなことだけをやってはダメだ。一般ウケする感性を身に付けなければならない”、と、”プロとして生き抜く為には客の声ばかり気にしてはダメだ。己の好きを貫くべし”が悪魔合体すると、”生まれ持った感性だけがたまたま世間の需要に合致した天才だけが生き残る”という身も蓋もない話になる』これですこれ。 

無職のバンドマンに身体を売って貢ぐ彼女、そこからもけっこうぶっ飛んでるんですが結果的にはお互い成長する、というオチだとわたしは認識しましたし、ラストは二回とも号泣してしまいました。音楽はやくしまるえつこが担当しています。是非。

ざっと書きましたが他にも感想書きたい映画がちらほらありますね…またいつか稚拙な文章で紹介したいと思います。それでは酔い夜を。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?