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私にiPad卒業を検討させたHUAWEI MatePad Paper。

閲覧ありがとうございます!長月です。

私は最近iPad関連の記事を書いていません。

というのも、3年前期を全力疾走した結果、「私にはiPadが向いていなかった説」が浮上したためです。

それで使用頻度が増えたのが2か月前くらいに発売されたE-inkタブレット「HUAWEI MatePad Paper」でした。

今回は、iPadを使わなくなりつつあるかもしれない状態に至った経緯と、なぜその代わりのひとつがMatePad Paperなのかということを語ってみたいと思います。

iPadの不満点というか、私の使い方に合わなかった点。

iPadはなかなか使いやすいタブレットであるのは間違いないですし、勉強用タブレットのおすすめを聞かれたら今でもiPadと答えるでしょう。

それは、「大抵の方にとって」iPadはあまり不満のないデバイスになると考えられるからです。

それなら、私の使い方ではどのように不満が生じたのか?といいますと、それは①私の求める速度がiPadに出せなかった、②私のiPadを使用する時間が長すぎることによる問題があった、の2点にまとめられます。

私の求める速度がiPadに出せなかった

「お前が使ってたのはM1のProだろ……なにいってんだこいつ……」と言われてしまいそうですが、私が言いたいのはマシンが遅いということではありません。

もっとわかりやすく言えば「私の標準とするノートテイクの速度がiPadで出せなかった」という意味です。

実をいうと、私の標準とするノートテイク速度は周囲にビビられるレベルで速いのです。

普段の授業では先生が口頭で喋った内容を余さず書き留めることで首席クラスの成績を確保することができているので、先生の話速についていけるくらいの速度が出せることがノートテイク環境の必須条件となります。
(※もっと頭のいいノートの取り方はあると思いますが、初見の授業で重要な部分を取捨選択してメモできるほど熟練度は高くないので泥臭くペンを走らせてます)

で、そういう環境を求める中でiPadの何が合わなかったかといいますと、それは「拡大・縮小・スクロール」。

GoodNotesでもなんでもそうですけど、iPadでは基本的に紙面を拡大表示して文字を書き込むことがオーソドックスなやり方です。

逆に、拡大しないと字があんまりうまく書けない。

しかし、このやり方の最も大きなデメリットがタイムロスなんです。

拡大(1秒)→でかめの字で書く(手を大きく動かすことで相対的にタイムロス)→書く場所を変えるために縮小とスクロール(2秒)→拡大……の繰り返しですので、授業時間100分で考えると結構ロスしてることに。

話速についていくためには1秒のロスでも痛いんですよね……。

じゃあ、字は汚くなるけれど拡大・縮小を封印してノートアプリを使えばいいのでは?という考え方もできますが、拡大なしで私の書き慣れた大きさの字を書くのはApple Pencilのペン先の太さ的に困難でした。

私のiPadを使用する時間が長すぎることによる問題があった

2つめは使用時間について。問題点はバッテリーの減りと目への負担。

私はマルチタスクでiPadを使うことが多いので、バッテリーの減りの速さがかなり厳しかったです。

私は基本的に座学の授業中は資料と教科書の参照およびノートテイク(※あんまり速度を頑張らなくていいときのみ)のためにiPadを開いています。

で、これが4コマ連続座学の日とかになると、いかにバッテリーの減りを抑えて1日をやり過ごすかという、いわば電池残量表示との心理戦が始まるわけです。

バッテリーの減りは、節約しながら使用して1コマ(100分)あたり20%程度。

なので、座学が5コマある日はもはやiPadを持っていくことすら諦めます(笑)

これだけ減りやすいと授業前に自主勉強するのも億劫になりますし、節約のために画面の明るさを暗めにしたりというのもストレスになります。

さらに、目への負担ですね。

授業中はスライドや黒板などを見ながらなのでそこまで目への負担はないのですが、休日の自主勉強とかだとiPadと6時間以上向き合うことがほとんどです。

これを連日やると、普通に視力が落ちます。

ちゃんとiPadを使わない日を決めるなどして目を休めさせれば数日で回復するものではありますが、それでも繰り返し負担をかけるのはちょっと望ましくないですよね。

iPad卒業が視野に入ってきた

そういうわけで、私のiPadの使用には案外制限がついて回るわけなのです。

購入当初は15万円が実質タダになるくらい使い倒してやろうと思っていたのですが、なかなか思った水準で使い込むのは難しいということがわかりました。
(私の使い方が欲張りなだけなんですけどね)

そうなると、私がiPadにこだわる理由はあまりなくなってきます。

iPadは使いやすいので気に入ってはいるのですが、①私のマニアックなニーズを満たすにはちょっと物足りない、②15万のもとをとれるくらい使い込むのはスペック的に厳しい、③これ以上の金額で買えるスペックでどうにかできるような問題ではない、の3点から、もはやiPad以外に乗り換えるタイミングも見えてきたなと思い始めています。

実際に全乗り換えしてしまうかは要検討ではありますが、少なくとも別物に乗り換えたほうがコストも下がって満足度も上がりそうだということで。

HUAWEI MatePad Paperが割と気に入っている理由。

で、最近いいなと思っているタブレットがHUAWEIのMatePad Paperです。

私はPCなどを自分でカスタムして使い込むのが好きなのでHUAWEIの端末はむしろ結構楽しく使っております。
勉強用の端末にはもともとYouTubeアプリとか入れない派なので特に不便さもありません。
(あとガワのデザインかっこいい)

6月の終わりごろに買って1ヶ月あまり使いました。

購入きっかけは、数か月散財を我慢してたのが爆発したというのもありますが、「拡大縮小なしでノートが書きたい」というニーズを満たせるタブレットだったのが大きいです。

私が使っているノートアプリはJnotesです。
GoodNotes等と同じ感覚で使えるものなのですが、このアプリのすごいところはE-inkの端末でもほぼ遅延無しで書けるところです……!

M-Pencil2(スタイラスペン)のペン先はApple Pencilと比べても細めなので、拡大しなくてもそこそこの字が書けます。

さらにE-inkディスプレイだからか使っててもバッテリーが全然減らないし、目への負担も最小限!最高かよ!

万人におすすめするものではありませんが、私はかなりHUAWEI端末が好きなので、もし乗り換えするならHUAWEIだなあと思っています。

まとめ

そんな感じで、「私のiPad離れ」についてまとめてみました。

そこそこiPadアプリの使い方の記事も書いてきたのですが、逆に書いている分、「こういう使い方ができる可能性があるけどスペック的に実用は厳しそうだな」みたいなことがわかってしまうのがちょっともどかしいところではありました。

乗り換えについてはまだ検討段階なので確定ではないですが、また何か事が進んだら報告しようと思います!

今のところは、MatePad Paperをメインのノートとして、MatePad 11とかをオールインワンのサブ端末にしたりするのが面白そうだと思ってます。

以上、3年前期が終わったぞシリーズ第3弾の記事でした!

読んでくださってありがとうございます、長月でした~。

リアルに使ってみた感想はこちら↓

もうちょっと客観的な視点でiPadとMatePad Paperを比較しました↓

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