クラッシュ・イン・アントワープというバンドが好きだ

お疲れ様です、ariaです。
眠いですね、やってられません。

今日の朝、ふと頭の中をよぎった音楽を久しぶりに聴きたくなり、通勤する途中に聴いた。
既に解散したバンドだけど、
クラッシュ・イン・アントワープ
というバンドである。
解散したのが2004年10月。もう15年も前。生まれたての赤子が中学3年生になってしまう年月だ。

僕はこのクラッシュ・イン・アントワープというバンドを知り、好きになったのは、もう解散した後の事だった。
最初のきっかけは、地元のTSUTAYAのレンタル落ちの中古CDの中にあった「戦(そよ)ぎの手紙」というシングルCDだった。
僕の傾向として、高い声の男性ボーカルを特に好む性質があったので、まさにドンピシャだった。
そしてこの「戦ぎの手紙」という曲、個人的主観に基づく判断で言うけど、やたら良いのである。

何度聴いても心をグッと掴まれる。
速いテンポにのるイントロの優しいギターや、特徴的な声で「前へ、前へ」と歌われるサビ。そして間奏では攻撃的にも聴こえる激しいギターソロ。
僕はラスサビの前の歌詞が、なぜかやたらと好きだ。

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駅のホームで人の血を見たよ
宛の無い旅になれど、僕らは生きていくんだろう
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どんどんと好きになっていった。解散してたけど。
解散の仕方は、後にインターネットで調べて分かるんだけど、これは復活はないんだろうなぁ…。って感じの解散の仕方だと思った。
そんな解散コメントだった。残念。
コメントはネットからの拾い物だけど、こんな感じ。

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歌いたく無い、もうここに居たく無いというきもちがどうしようもない程に膨れ上がってしまいました。
余りにも自分勝手で情けない理由ですが、やはりバンドを続けることが出来ません。
メンバーの踏みにじっての決断となってしまいましたが、
これ以上のことは多くの人を巻き添えにするので全部謝って断ります。
クラッシュ・イン・アントワープは解散します。
以後決定してたライブをやらずに去る事をこの場で深く謝らせてください。
全て僕の勝手な行動によるものです。本当にごめんなさい。
ただ最後にこの一言だけは、クラッシュ・イン・アントワープを応援してくれた人
出会った人全ての人にどうしてもどうしても伝えたいおきたいです。

”ありがとう”

クラッシュ・イン・アントワープ 穣児

2004.10.20
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2019年、NUMBER GIRLが17年ぶりに復活した。嬉しかった。生きてりゃ奇跡ってあるんだなと。
でもまぁ、クラッシュ・イン・アントワープの復活はないんだろうなぁ。
きっとどのバンドの復活よりも僕は喜ぶよ。

メジャー1stアルバムにして最後のアルバムとなった「あゝ、千一夜」というアルバムは、四の五の言わずとも名盤である。
今日聴いたけど、名盤だった。
聴いたばかりの僕が言うんだ、名アルバムなんだ。

アントワープというのは、ベルギーにある地名なんだそうだ。
ちょっと行ってみたいなと思ってしまった(笑)

もし、今もまだクラッシュ・イン・アントワープが続いていたら、どんな音楽が生まれていたんだろう?
上で「復活はないだろう」とか言いつつ、少し夢を見てしまう。

彼らの音楽は今もずっと色褪せず、僕の中で鳴り続けている。
僕にとって大切な音楽として、ずっと。

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