わたしだって 上瀬谷を追うよ!2
一面の赤土
かつてここは豊かな水田だった
3月19日 瀬谷環境ネットさんの 自然観察会に
初めて参加しました。
「上瀬谷フィールドノート」https://blog.goo.ne.jp/mugimaki_april より
この赤土は この谷戸の元々の土ではありません。
右側が上の写真の赤土の広場
雨で赤土が流入して境目が曖昧になってしまっていますが 左側手前の水溜まりのある辺りの
真っ黒な土が元々の物です。
相沢川流域のこの谷戸は 民有地であるため
土地区画整理事業が始まる前から 次々と田んぼが
埋められています。
大谷戸の今…
瀬谷環境ネットさんの田んぼがあった大谷戸も
埋め立てが進んでいました。
赤土と黒土のコントラスト 胸が痛くなります。
上の畑を真ん中にして 反対側を見た所。
既に埋め立てが済んで三年ほど経っています。
建前では畑地にするための埋め立てですが
放置されて三年 「生えて来るのは帰化植物ばかり」
だそうです。
実際に黒土と赤土を踏んでみました。
黒土は肥えて柔らかく 耕していない場所でも足がめり込むようでした。
赤土も均されている場所は柔らかいのですが
保水力がない感じで 実際盛り土が流れ出している所がありました。
混じっていたという 瓦礫は丁寧にふるいにかけられて均して盛土されていましたが
これだけ性質の違う土です 当然植生も変わって来るでしょう。
保水力の無い赤土から流れ出した水が 相沢川に大量に流れ込む 下流は洪水の被害が増えるのではないでしょうか?
下流にある井戸の水質や水量への影響も心配です。
それでも…新しいビオトープ
瀬谷環境ネットさんは 黒土の畑の向こう側の土手に
湧き出した池で 新しいビオトープを作っておられました。
手前側は赤土が流れこんでしまっていますが
田んぼ半分程の澄んだ綺麗な湧き水です。
「相沢川は 境川に流れ込む
境川は相模湾に流れ込む
この谷戸は 海に繋がっている」
瀬谷環境ネットの宮島行壽さんの言葉です。
にぎわいゾーンのこの大谷戸は
土地区画整理事業の後 駐車場になる予定だそうです
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