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「新卒でも一発合格!AWS認定試験SAAを1カ月で突破した勉強法」

はじめに

エンジニアのO.Guyerです。

クラウドもオンプレミスもまったく知らない新卒として、2024年にARIに入社しました。会社のビジネス研修などを受ける中で、AWSの知識が業務に役立つと感じ、資格取得を決意しました。
今回は、無知な新卒が土日もまともに勉強せず、隙間時間を活用してAWS認定試験SAA(ソリューションアーキテクト アソシエイト)に合格した勉強法をご紹介します。


合格までの流れ

  • 2024年4月:ARIに入社

  • 2024年5月8日:SAA受験を決意

  • 2024年5月26日:AWSクラウドプラクティショナー(CLF)に合格(716点)

  • 2024年6月2日:SAA試験合格(777点)

勉強のコツ

1.いますぐ試験日を決める

ゴールを決めないと、人間やる気は起きません。だからこそ、まずは脳みそ空っぽにして試験日を決めることが大切です。
SAAは問題をしっかり読めば合格可能な難易度です。試験24時間前までキャンセルできるので、3週間以降の空いている土日にとりあえず入れてから。まずは日程を押さえましょう。

2.不安ならまずはCLF試験を受ける

AWSの資格試験は、合格すると次の試験が半額になるクーポンがついてきます。初心者には、まず「AWS認定クラウドプラクティショナー(CLF)」を受けるのも一つの手です。
CLFとSAAを両方受験すると多少コストはかかりますが、学習効果は大きいです。

3.Ping-Tを活用する

AWS試験対策には、「Ping-T」という問題集が非常に役立ちました。とてつもない問題数を無料で公開しています。
カテゴリやサービスごとに問題を選べ、間違えた問題だけ復習することもできます。しかも解説も画像付きで分かりやすく、効率的に学習を進められました。

~心が折れにくい学習順序~

  1. まずは「AWSクラウドの基本」から順番に1分野ずつ進める。
    なんとなく分かったかな、という状態でOK。
    一番下の【試験レベル】はやらなくてOK。

  2. 全ての分野をとりあえず触ったら、全選択(【試験レベル】は入れない)で問題を解いてみる。

  3. 正答率が低そうな分野だけに絞って解く。

  4. 【試験レベル】に挑戦

【試験レベル】は最初は難しいかもしれませんが、やり続ければ絶対に解けるようになるので大丈夫です。

「とは言ってもどうすんの?」となると思うので、理解を早める効率的な勉強法をご紹介します。

効率的な勉強法

1.自分なりの理解を深める

自分ならクラウドサービスをどう設計するか? と考えながら取り組むと、理解が早まります。
最初は一つも用語は分からなくても「自分が作るならこの機能は付けるだろう」「こんな名前にするだろう」と仮定を立てて選択していきます。
サービスの使い方を想像し、そのギャップを埋めるように学習を進めていくと、より実践的な理解が深まります。

2.隙間時間を活用する

"学習時間"は取りませんでした。
まとまった学習時間を確保できなかったので、暇があったらとりあえず一問解く。通勤で解く。トイレで解く。昼飯食べながら解く。飲み会の途中のトイレで解く。寝付けないなら解く。
今日の運試し~くらいの感覚で、脳に刷り込み続けました。

隙間時間でやるけれど、正解でも不正解でも解説はしっかり読む。
よく分からないけど間違ってた。合ってた。という状態に絶対にせず、
覚えられなくてもその瞬間だけは納得か理解はできた状態に。
正解したとしても何故その選択肢なのかを正しく理解するようにしました。

3.チートシートの活用

試験に向けて、覚えておくと役立つパターンもあります。
大体この文言の後はこのサービスだな、みたいなやつです。

自分の中でテンプレを見つけられるとかなり正答率が上がりました。
以下は私が活用したチートシートの例です。
正確性に欠けるためご注意を。

SAAチートシート例

(問題文)コスト掛けたくない → 大体EC2系は違う
(サービス)画像認識、音声認識系 → 名前覚えるだけで正解できる
(選択肢)手動で → 大体違う
(問題文)負荷に応じて自動で → Autoscale系かサーバーレス
(問題文)運用上のオーバーヘッド → 大体Lambdaは違う(作成、維持の必要性から)
などなど

まとめ

AWSはどんな考えでサービスを作っているのか。
AWSにどんなサービスがあり、それらにどんな利点があるのか。
ざっくりと理解するためには、SAAは非常に良い資格だなと感じます。
全くの初心者でも、最初は何も分からなくて当然!と楽しむ気持ちを持てば、突破できると思います。

また、AWSには無料で使える面白そうなサービスがたくさんあるのでぜひ活用してみてください。
一回ポチポチっと設定をやってみると、イメージが付きやすいかもしれません。

次はSAPの取得を目指しています。
SAAでのざっくり知識に肉付けがされている感覚で面白いです。
合格したらまた体験記を記載するので是非。
それではまた会いましょう。

※この記事は、Qiitaの記事を一部更新して転載しています。
https://qiita.com/guyer-ohara/items/dd3640d4743ba23158c9


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