プロジェクト成功の秘訣は2人の女性リーダーによる〇〇会?【品質よもやまラジオ vol.3】
【品質よもやまラジオ】とは?
ARIでは毎週金曜日にポッドキャスト【品質よもやまラジオ】を配信しています!
このラジオでは、品質向上を軸にテーマに沿ってゲストとトークしています。
ここでは番組MC&ディレクター&編集のM.Yuukiが放送内容の振り返りやハイライト、編集後記を記載していきます!
MC紹介
ラジオのMCを担当するのは、この2人!
今回のゲスト&トークテーマ
今回はゲストにアプリケーション開発部門で活躍しているA.Mayaさんと音声系インフラ部門で活躍しているM.Asukaさんをお迎えして【部門のコラボ】をテーマにトークしました。
本編
大規模なプロジェクトを推進していた、開発部門とインフラ部門のそれぞれの女性リーダーをお招きしてトークしました!「密なコミュニケーションを取っていたことにより、大きなトラブルもなくリリースを迎えられた」と社内でも評価が高いため、その秘訣に迫りました。
ーリーダーだから見えた景色
N.Yasuo:
改めて、どんな案件だったか教えてもらってもいい?
M.Asuka:
お客様のコンタクトセンターをAmazon Connectに移行するものでした。一部業務の中でプログラムが必要な部分があったので、A.Mayaさんチームにお願いしました。
A.Maya:
Webシステムで通話履歴を確認する機能が必要だったので、そこの構築を担当していました。
N.Yasuo:
なるほどね。コールセンターのインフラ部分から周辺のアプリケーションまで幅広く担っていたのはARIらしさというか、我々が今後広げていきたい象徴的な案件だよね。稼働してどれくらい経っているの?
M.Asuka:
運用を開始して2か月くらい経ちました。
今のところ、問い合わせや不具合報告はいただてないですね。
M.Yuuki:
すごい!素晴らしい!
N.Yasuo:
今回の案件でM.Asukaさんは初めてリーダーを務めたそうだけど、実際やってみてどうだった?
M.Asuka:
コミュニケーションって大事だなってすごく思ったのと、一貫してプロジェクト全体のスケジュールを管理することがすごく難しくて・・・
N.Yasuo:
難しいよね!
M.Asuka:
目の前の○○をしないと、後続の△△に影響が出るっていう発想がなかなか難しくて。もう「うわ~~~!」ってなっていました(笑)
N.Yasuo:
なるほど、A.Mayaさんそのあたりどうですか?先輩からのアドバイスとしては。
A.Maya:
いや~、経験が大事なのかなと・・・
何回もやっていけば「このタスクは後ろに△△があるから先にやっておかなきゃいけないな」とか、なんとなくわかるようになってくる気がするので。
N.Yasuo:
そうだよなぁ、見える景色が変わるもんね。
初めてのマラソンコースを走るのと、2回目3回目のマラソンコースを走るのではペース配分も違うよね。「あのビル見えてきたらそろそろ半分かな」みたいな、経験しないとわからないこともあるよね。
ー成功の秘訣は「女子会」の実施?!
M.Yuuki:
さっそくお便りを紹介します。
M.Asuka:
毎週金曜日にA.Mayaさんと2人で会話する時間を設けていました。その時間では案件に関することからプライベートのことまで色々会話していました。小さな不安も相談できていたので、事前にリスクを潰せていたのかなと思います。
N.Yasuo:
あえてオンとオフが混ざったようなコミュニケーションの機会を定期的に取ることによって、大事な会話がしっかりできたってことですね。
M.Asuka:
「この部分は後続でA.Mayaさんのチームに影響出そうだよね」とか「懸念点ある?」とか、そういう感じでいろんな話ができたので良かったかなと。
A.Maya:
そうですね、その女子会も・・・
N.Yasuo:
女子会なんだ!(笑)
時間帯によっては怪しまれるかもしれないね(笑)
A.Maya:
「お酒飲んでるのかな?」って思われるかもしれないですね(笑)
N.Yasuo:
A.Mayaさんはいかがでした?
A.Maya:
動作テストを行ったんですが、その際に【再鑑】っていう独自の文化があるようでして、今回それを取り入れさせていただきました。
N.Yasuo:
再鑑?初めて聞いたな。
M.Asuka:
要はダブルチェックするってことですね。
A.Maya:
これによって品質の向上にも繋がってトラブルにならなかったのかと思いますね。
再鑑の量が多くて少し大変だったんですが、ちゃんと相談して無事にスケジュール通りに終わらせることができました。
M.Yuuki:
どこに着目して再鑑するのか、認識がブレてしまうと再鑑する意味が無くなってしまいますよね。その点、今回問題が起きていないということは認識合わせがしっかり出来ていたのかなと思いました。
ーリーダー同士の仲の良さが、チームの安心感を生む
M.Yuuki:
続いてのお便りです。
M.Asuka:
あんまり文化の違いは感じなかったですね。1つ前の案件でも一緒にやっていたので、そんなに違和感はなかったですね。
A.Maya:
私も特に無かったですね、円満にプロジェクトが終わったなって印象です。
N.Yasuo:
「あるんじゃないか」と思ってしまうけど、実際やったら違いないんだよね。
A.Maya:
特に今回はコミュニケーションをしっかり取れていたので、違和感は無かったです。
N.Yasuo:
リーダー同士がしっかり会話できていたことをチームメンバーは知っていたの?
M.Asuka:
うちのメンバーは知っていましたね。「このあとA.Mayaさんと会話するから、不安なことがあれば聞いとくよ」ってメンバーに声かけてました。
A.Maya:
うちのメンバーも知っていたと思います。女子会とは認識されてないと思いますが(笑)
N.Yasuo:
メンバーからすると、リーダー同士がちゃんと話してくれている安心感みたいなのってあるよね。上司同士がちゃんと話してくれてたりすると、自分たちが居心地よかったりするからさ。
意外とリーダー同士の仲の良さとか、風通しの良さとかってチームのメンバー同士の仲の良さとか風通しの良さに結構関係するよね。
M.Yuuki:
リーダー同士の考えていることが違ったらメンバーは戸惑ってしまうと思うんですけど、今回の2人みたいにしっかりコミュニケーションが取れて向いてる方向が同じだとメンバーも動きやすいんじゃないかなと。
N.Yasuo:
そうだよね、なんかあったときに相談したら解決してくれそうっていう安心感があるよね。
ーリーダー2人から若手世代へメッセージ
N.Yasuo:
新卒世代として5年以上のキャリアを積んできた中で、後輩たちに言ってあげたいことある?今だから言えることとかあったら聞いてみたいな。
M.Asuka:
「とりあえず、やってみよう」ってことですかね。
能動的に「やってみたいな」って思ったらとりあえずやってみるっていうのはあるかもしれないですね。
N.Yasuo:
なるほど、A.Mayaさんはどうですか?
A.Maya:
「なんとかなる」ってことですかね。
新人の時は結構心配性だったんですけど、年次を重ねていくうちに、ミスをしても次に活かすように反省すればいい、って最近思うようになりましたね。
N.Yasuo:
器量がデカくなった感じ?(笑)
A.Maya:
かもしれないですね、度胸が少しついたかなって(笑)
N.Yasuo:
この商売、それが一番大事な気がするよね。「なんとかなるよね」って。
もちろん前もって準備することは大事だけど、最後は「なんとかなるよね」って(笑)
A.Maya:
ちょっと楽観的な気持ちが出てきたかなって感じですね、最近は。
N.Yasuo:
その心境になったタイミングっていつぐらいだったの?
A.Maya:
なにか境目があったわけではないかもしれないですね。だんだんと、気付いたらそうなってたかもみたいな。
M.Yuuki:
経験を通して変わってきたのかもしれないですね。
N.Yasuo:
誰かが「楽観的な現実主義者が一番うまくいく」って言ってたのを聞いたことがあるけど、そういうことなのかもしれないよね。
編集後記
今回の話に挙がった案件は、私がエンジニアとして最後に携わった案件だったので個人的に感慨深いものがありました。当時のコールフロー作成チームと開発チームが認識違いせず、互いに寄り添って円滑に進めることができたのは2人のリーダーのおかげだったと改めて感じました。
毎週2人が実施していた打ち合わせも「女子会」と砕けたネーミングにすることによって、フランクに話せる雰囲気が生まれて認識合わせや進捗確認がやりやすかったのではないかと思います。こういった工夫は私自身も学びになり、取り入れていこうと思いました。
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