骨髄ドナーはまだまだ続いたよ

昨年初頭の骨髄提供から約1年。
今度はドナーリンパ球輸注(以下DLI、Donor Lymphocyte Infusion)のために、もう一度、今度はリンパ球を提供しました。
長いけどご興味のある方は続きをどうぞ。今回は1回完結です。

(1)連絡編
残業を終えて家に帰りさて夕ご飯の準備、というところで、骨髄バンクコーディネーターのTさん(前回と同じ方)から突然連絡が。
先日骨髄提供した患者さんが思わしくないらしいです。
そこで、リンパ球提供が必要になったとのこと。
白血球の型があってることが必要、すなわちドナーになった僕じゃないとできないことです。
前回の骨髄提供時と同様に二つ返事でOK出しました。
で、電話を切った後、歯医者に行くことを思い出す。
その後、骨髄バンク内でもすったもんだがあったようで、
いったん歯の治療の様子を見ることに。。。


(2)正式決定編
歯科治療、いったんめどがつく。痛みもほとんど収まりました。
お昼寝中に電話いただいたらしく目が覚めると着信とショートメールが入ってました。事前検診と採取の日程が決まったとのこと。
眠い目をこすりながら手帳で仕事の予定を改めて確認しOKを返信しました。


(3)事前検診編
お休みを取って事前検診へ。
前回骨髄採取した同じ病院を選んで頂けました。関西の地理はまだまだ不案内なんで助かります。
病院側コーディネーターであるKさん(変わらず美人)と再会。
先生を待つ間に血圧を測って頂くも、最低血圧が100mmHgを超える異常事態。Kさんが素敵すぎてドキドキしたからと言い訳をして後ほど測り直すことにする。

先生にDLIの説明を受けた後同意書にサインし診察まで終了。
もう一度、今度はKさんを見ないようにして血圧を測ると正常値でした。
Kさんは罪作りな美女です。※前回の繰り返しですがおそらく既婚

あとは通常通り心電図、採尿、採血をして事前検査は終了です。
採取する針がブットイため痛み止めのシールを頂きました。当日朝に貼ってくるようKさんに指示される。美女の頼みなら聞かないと。


(4)DLI当日編
午前中のうちにリンパ球採取、午後に移植。そのためいつもの出勤時より1時間早く起きる。眠い。Kさんの言いつけの通り件のシールを両腕に貼って、朝ごはんを普通に食べて出発。

病院に到着し採血室へ。しかし、この部屋、寒いぞ。。。
電気毛布掛けてもらったがまだ寒い。
上述の通りぶっとい針が刺さってもほとんど痛みは感じませんでしたが、寒い。
2時間以上の長丁場と言われて「バレエ ドラゴンクエスト」のDVDをかけてもらったが寒いものは寒い。
入室前にお手洗いに行ったのに開始数十分でまた行きたくなりました。当然もう採取始まってるからベッドから立ち上がることはできません。

クライマックスシーンまで我慢したうえで、詳しくは僕の名誉のために伏せますが(たいしたことじゃないけど)、寝ながら用を足すという稀有な経験ができました。
美人看護師さん(こちらもおそらく既婚)、いろいろありがとう。

その後もまたもやお手洗いに行きたくなるが、何とか採取終了まで持ちました。速攻でお手洗いに駆け込んだのは言うまでもありません。

止血ベルトを巻いてしばらく、それこそ合計30分以上待って、血がある程度止まったのを確認して終了です。
完全には止まってなかったけどKさんの「血小板の数値は正常だし大丈夫でしょう」の言葉を信じる。
実際、家に帰るころにはちゃんと止まってました。採取したリンパ球はその日のうちに患者さんに届けられるようです。多分。

気分的には大がかりな成分献血でたいしたことはなかったです。痛み止めシールのおかげで全然痛くなかったし。
寒かったのと寝ながら用を足したこと以外は。以外は。

(余談)DLIでも患者さんからお手紙をやり取りできます。投稿時点ではまだですが、気を長く待ってみます。

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