骨髄ドナー体験記 第2回


※開店休業状態だったNOTEを活用すべくFacebookからの再掲です

コーディネート再開から、各種手続きや自己血採血など入院&採取までの道のりを。
コーディネートは終了しましたが、ドナー登録はそのまま継続。
忘れたころになって突然職場に「別の患者さんと適合した」と連絡が。もちろん快諾です。いよいよ来たかかと。
今回は僕が第一希望とのことで採取日もすぐに仮決定。
人の命がかかっているとはいえ、このスピード感は見習いたいもの。
以下、入院までの手続きなどを日付順にまとめます。


0.詳細検査
前回投稿のとおり候補になったときに終了済み。そのため今回は本工程は省略します。
通常ですとこの段階で白血球の詳しい型を調べてドナー候補の順番を決めます。


1.最終合意
家族同席の上でもう一度詳しく説明を受け、ドナーと家族がサインをします。
僕は独身(悲)なので母がいる地元の千葉に戻ります。
ということで、日程と説明場所(医師がいる病院)の調整は骨髄バンクの関東支部に引継ぎ。
千葉までの交通費は往復で頂けました。
実家から車で行ける、何なら自転車でも行ける病院でしたが、母の分の交通費も頂く。
第3者である弁護士の立会いのもと、
千葉の病院で、血液内科の先生と関東支部コーディネーターの方から改めてドナー側のリスクを説明されます。
前から話していたこともあり母もすんなり合意。
報告書に「お母さんがさばさばしていた」と書かれたらしい。。。
最終合意書へのこのサインを受けて、患者さんは無菌室に入るなど移植前の処置に入ります。
よほどのことがない限りもう後戻りはできません。
「仮」だった採取日も本決定です。


2.術前検診
以後、採取まで同じ病院です。 ※施設名は出せない
同じ関西圏で比較的近場の病院になりました。まだ関西の地理は不案内なので助かります。
コーディネーター・Tさんに連れられて検診は問題なく終了。
病院側のコーディネーターであるKさん(美人でスタイルいいがおそらく既婚者)と相談しながら、
入院手続きや次に書く自己血採血の日程を調整しました。
Kさんもいい人すぎて惚れそう。 ※繰り返しですがおそらく既婚者


3.自己血採血2回
骨髄採取後に輸血する自分の血液をあらかじめ取っておきます。
一気にとると貧血で倒れるので2回に分けて採血しました。
献血は慣れてるけど、最近は赤血球が戻ってくる成分献血がほとんど。
ということで、2回とも採取翌日まで貧血気味でフラフラ・・・
鉄剤も処方されたし、前後はレバニラやらプルーンやら大豆やらを食べたのに、人体の不思議。
何はともあれ採取前の手続きなどはこれで終了。
健康に気を付けつつ、次回からはいよいよ本番の入院と採取です。

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