【Domo】エクセルデータの取り込み-前編-
はじめに
Excel(エクセル)は見やすさから月ごとに横持ちにしていますが、集計のしやすさからデータとして縦持ちに変換する必要があります。その場合、Domoでは「列を折りたたむ」タイルを使います。 しかし、月ごとに「予算」「実績」のような複数データを横持ちにしていた場合は前述した方法では思い通りにいきません。 ここでは、その方法を伝授したいと思います。
DataFlowのイメージ
大まかな流れは、下図をご確認ください。
Pointは月ごとに横持ちしている値ごと(予算と実績)に処理を分けることです。ここでは処理1~4までの操作手順についてご説明します。
操作手順
1.「ランクとウインドウ」タイルを使用し、行番号を追加します。
後述する、処理4(データを結合)で行番号をキーに結合するため重要な処理となります。
2.「列を選択」タイルを使用し、「予算」と「実績」データに分けます(この例では2-Aで予算を選択、2-Bで実績を選択し、処理を2つの流れに分けています)。
3. 「列を折りたたむ」タイルで横持ちしている「予算」と「実績」をそれぞれ縦持ちに変換します。
4. 「データを結合」タイルを使用し、「予算」と「実績」データを結合します。
※ 処理5~7は割愛しますがここまでできればわかると思います。ここに記載したノウハウは2019年7月時点のものです。
まとめ
• 月ごとに複数のデータ(「予算」と「実績」)を横持ちにしている場合は、一度データごとに分けてから縦持ちに変換する必要がある
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