心は、平和を創造できる共通言語だと思う…
2018年ノーベル平和賞を受賞されたナディア・ムラドさんとドクター ドニ・ムクウェゲ氏のことを考えていた。
日本では想像もできない紛争の日常が、同じ地球の上で繰り広げられている。
残虐な行為に心はない。 ムクウェゲさんの被害者の救済と性暴力との闘いに深く頭を垂れるのです…
神様は人間に心を持たせてくれた。
生きるとは、自分が生まれてきた命の前に謙虚になり、その神秘に感謝して、刻々と過ぎ行く時間に、生きとし生けるものへの慈悲心を育てることではないのだろうか。
そこに音楽や芸術の美というものもあるような気がする。
言葉は通じなくても心は通じるものにしておいて下さった筈だ。
心は平和を創造できる共通言語だと思う。
人の痛みが分かり合えること、立場の違う人も愛し大切に思い合うことは、どんな教養や知識よりも尊い。地位やお金では買えない、だけど誰もが心に願うことができて、叶えられるものであると思いたい。