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Arim(ありむ)
2021年4月21日 15:01
生きるとは、何か。どのくらい美しい記憶を持てたか、そんな喜びの計りを持っていたいと思ったりする。辛いことや苦しいことがすべてだったら、生きるベクトルを定めることができない。小さな心の奥の宝の袋に貯めた幸せの光、それを羅針盤にして、歩いて行けるところまで進んでみる… #Arimメモ #Arimの詩 #詩 #現代詩
2021年4月21日 15:00
日々の中で、花の美しさを見つけて、ほんの僅かな時間かもしれないけれど、花と向き合い写真を撮る。その時間の積み重ねが、一連の心の記録のように残っていくのは、現実の美しい側面の記憶となる。 #Arimメモ #Arimの詩 #詩 #現代詩
誰も住んでいない古民家が、町のなかには、時々ある。草が生い茂り、手入れのされなくなった庭木の伸びっぱなしの枝葉に覆われている。街路樹や道脇に花が咲き揃うのと同じように、その庭にも花が咲いている。古い木の塀を越えて、コデマリの白い花がたわわに咲きだしている。人気のない家で、植物は時を刻み春の暦を進めている。家屋のなかの古びた時計は、静かな呼吸をしているのだろうなと思う。誰もいない家に咲