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Arim(ありむ)
2018年9月21日 20:56
日本語の詩歌の言葉を明治に遡れば、言文一致運動があった。(…ですます調)そして、さらに朔太郎で確立された口語自由詩を得て、話し言葉のような書き言葉をも獲得していった。これは、大変な日本語表記の歴史なのだと思う。しかしもっと昔、紀貫之によって、“男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。…“(「土佐日記」)と、それまで漢文使用であった男性主体の文章も、女性の書く仮名文字日記の形を使う