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Arim(ありむ)
2018年1月29日 17:42
山国育ちだから、空との境界にはいつも山がある。そして、盆地を作る近隣の山というのは空想的なものではないので、山の向こうというのが現実感を伴ってインプットされてきたように思う。だが、どこまでも平地が空の方へ伸びる場所や、海の前に立つ時、地平線(水平線)の向こうというのはかなり想像的な場所であるように感じる。地球が球体であることを知らされながら、緩やかなカーブを描く地(水)平線の向こうには、ときめ
2018年1月23日 15:30
詩の喜びというのは、ふっとよぎる風のようなものであったらいい。いつも新しい時間に出会っている。そんな喜びに気づけたら、いとおしいものばかり。愛するものばかり。感謝ばかり。苦悩や痛みや憤り、矛盾や後悔や裏切り殺傷や愛憎、自己の奢り排他主義、社会は苦痛に満ちている。でもそこに生きている。命を繋いでいる。苦悩の横には、小さな喜びの種が影のように見え隠れしている。小さな、生きて感じることの出来る快感の