『無職転生』を観て

『無職転生』というアニメを見ました。

いじめられて引きこもりになった主人公のおっさんが、異世界にルーデウスという名前で転生して赤ちゃんからやり直すという話です。

ルーデウスは異世界で活躍していくんですけど、前世の記憶ががよみがえってきてなかなか勇気を出せない描写とかがあります。

自分も人間関係などで不登校になったことがあるので、ルーデウス（おっさん）の気持ちが痛いほどよく分かります。

もう脅威からは離れていて安全なのにもかかわらず昔のことを思い出してしまって、世界がほんとにむごくみえてしまうんです。「俺なんかどうせだめ」って言葉がこびりついてきます。

それで結局挑戦しなくて、今になって思えば、あのとき、もう少し勇気を出して頑張っていれば。。。とさらに自分をせめて、その落ち込みでさらに元気がなくなって、の悪循環です。

自分の気持ちとめっちゃ重なります。前世のおっさんが出てくるだけで泣けます。「分かるよ、分かるよ」って言ってあげたくなります。

なので「異世界では楽しめよ！」って応援しながら見ています。

もちろん、現実世界には異世界はありません。

けれど、毎朝生まれ変わって転生したと思って、ルーデウスのように生きてみようと思います。

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『無職転生』を観て