オードリーANN録 2024/12/21 #774

radikoタイムフリー組。

前日に漫才を収録し、未明3時までしっかり生放送してからM-1審査員に臨むハードぶり。近年の審査員に対しても色々な言われようがある中で、ある意味通常通りの仕事をこなすという、そのタフさには頭が下がる。

いつも事務所の後輩が決勝進出を決めると、話題にしていたのが、2組も進出者がいながら全く触れなかったのは言われてみて気づいたことだ。そこから何かしらの伏線を読める向井さんの勘の良さよ。

ホントに初めての大仕事を控えているというのを感じさせない通常放送ぶりだった。珍しくトークがCMを跨ぐほど長引いたのが気になったくらいかな。ただそれで影響を受けたのがカスミンのトークの最後が少しグダったくらいで、それはよくあることなのでもはや気にすることでもない。健康への投資というのも、その先に待っている大きなプレッシャーとの戦いに備えてのことだったのかな。

聴いているだけでもハードスケジュール過ぎて、更に多くの特番が決まっているようなので本当に健康には気を使っていただきたいところだ。別にこの放送が収録だったとしても誰も文句はないと思うけど、結果的に生放送でお送りしてのは、勝手ながらパーソナリティとしての矜持を感じた。

で、M-1である。結果的には他の面々によく溶け込んでしっかりこなしていたと思う。「ワクワクするバカ」というキラーワードも飛び出すなど、すでに何度も経験しているかのような落ち着いた振る舞いだった。

そのバッテリィズの1stでの得点発表の際に満面の笑みで拍手をしていたのが印象的だったなあ。最終決戦もバッテリィズに入れていたし、やっぱりああいうその人自身のキャラクターをネタに落とし込むというのが、自身と重なるところもあったのかな。

「M-1に人生救ってもらった」というコメントや今回の放送での内容からも、M-1への恩返しのために審査員を受けたんだろうと推察できるし、逆に審査員を受けるのはおそらくM-1だけなんだろうな。

オードリーの軌跡の中でM-1は切っても切れない存在のはずなのに、長いこと両者の間には大きな距離ができていたように思う。敗者復活、事前ラジオ、反省会、打ち上げなど本編以外でも様々なコンテンツが生まれ、歴代戦士がMC等で関わることが多い中、オードリーがそこに携わることはなかった。

オードリーはオードリーでネームバリューが大きくなって、一大会の中の演者に収まる存在にならなくなったということかもしれない。毎年ラジオでも楽しみにしているとは言いつつも、極力現役世代に影響が出ないような感じにとどめて居たので、その気の使い方が少し寂しかったのもある。

だからこそ、今回がっつり審査員としてこの大会に帰ってきたことがとても感慨深く嬉しいとM-1好き(ミーハーだけど)リトルトゥースとして思う。来年以降どうなるかは分からないが、やっぱり色々な若手と交わるオードリーも見てみたいなあ。次はラヴィットに出てもらおう(最近カスミン出てるのかな?)

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