「ストイックの教室」始めました
「ストイックの教室」始めました@Voicy
こんにちは。感情マネージメント協会の代表理事、心理カウンセラーの片田智也です。
先日、音声メディアVoicyにて「ストイックの教室」シリーズの放送を開始しました。当面は、エピクテトスの提要、マルクス・アウレリウスの自省録から抜粋し、解説をしていく予定です。
ストイックという言葉が持つ本来的な意味
ストイックというと「禁欲的」というイメージがありますが、本来、ストイックという言葉が意味するのは「ストア哲学の実践者」です。
例えば、急いでいるのに電車が遅れているとします。不安やイライラ、場合によっては怒りが湧いてくるかもしれません。
でも、ストア哲学の実践者なら迷いなくこう考えます。「電車遅延はコントロールできないが、この時間をどう過ごすかは自分次第」。
どんな逆境や困難に際しても、それと同じように考えるのがストア哲学です。
ストア哲学は実践する人にとって人生の指針
ストア哲学の発祥は紀元前3世紀のギリシャ時代。
「自己啓発と心理療法の起源」ともいわれ、歴史的にも影響力のある哲学ですが、一般的にはほとんど知られていません。なぜなのか?
あまりにも実践的な性格が強すぎるためです。
理屈ばかりで実践しない人にとってストア哲学は、ただの「禁欲的な考え」。ですが、日常生活で実践する人にとってストア哲学は文字通り哲学、人生の指針となります。
ブレない心は技術、日頃から心を鍛えておく
ストア哲学の思考技術が身につけば、否定的な感情に振り回されなくなります。想定外のトラブルにも冷静に対処できるようになるでしょう。
誰かや何かを非難したり、自身の無力さを嘆いたりする時間もなくなります。
ブレない心は技術です。何が起きるか分からない不安定なVUCA時代。だからこそ、日頃から精神を鍛えておく重要性は増しています。
心の大きな人間の条件を学ぶのではなく、実際に大きな人間になりたい。そう思える方は「ストイックの教室」を体験してみてください。