これから芸術を志す人へ1
これから芸術を志す人へ。
日本は芸術に明るい国ではないです。夢も希望もないことを言ってすみませんが。そうゆう国です。ですが、芸術だけで食べている人がいるのも事実です。
芸術だけで食べている人になるために、まず自分がどうゆうことをしたいのかを考えてみましょう。
「絵を描くのが好き」わかります。僕も絵を描くのが好きです。ここで考えておきたいのは「どのような絵を描くのが好きなのか」つまりは「自分の絵のゴール」を考えておくことです。
抽象画がいいのか。ポップなキャラクターイラストがいいのか、写実的なものがいいのか。などなど、わからなければ美術館に行っていろいろな人の絵を見て、気に入った人の絵の名前と人の名前を覚えて調べてください。
僕は薬学生時代に学食の自販機で買った缶コーヒーに描いてあったアルフォンスミュシャの絵に衝撃を受けてそこから僕の絵の終着点は「彼のような絵を描くこと」でした。元々絵を描いたりするのが好きだったので絵の勉強は嫌いではなかったですが、できるならば、中学生の時から美大用の塾に通って絵のスキルを培う必要がありました。
みなさん気をつけてください。
もちろん高校生になったら美術部に入って学校に泊まるくらいの勢いで制作してください。友達とマックなんて言ってる暇はないです。
あと学校の試験も好成績をとってください。
これはもし芸術で食べれないと分かった時用の保険です。
学校の成績がよくて、可能であれば美大に行ってください。
一番のおすすめは一流大学に行って、一流企業に入ってからアート活動を行ってください。
活動するのにもお金がかかります。
もちろん国や自治体での支援も受けられることは受けられますが、手続きがめんどくさくて、さらには承認もおりにくくてお金も少量です。
ですのでお金を稼げる職について週末に芸術活動をすることが日本では大事です。
あと、有名な芸術家のお弟子さんになってください。
日本では芸術の評価はコンペなどでの成績が大半です。
ですが、そのコンペの成績の大半は「どこの誰のお弟子さんか」が占めるようです。
実際に僕は某有名企業のコンペで入選しましたが、審査員から「どこの人?お弟子さん?専門学校は?ない?じゃあもう出さない方がいいよ」と言われました。
2度と出しません。
ですので、まとめると。
いい成績をとっていい学校に行きいい企業に就職して週末にアートをやる。
中学校から専門のところに行って学び、有名な人のお弟子になる。
が日本で芸術だけで食べていく方法ではないかと思います。
かくいう僕は昨日、芸術家として引退いたしました。
このくらいの絵が描けるようではダメですので一つの指針としてください。
描いた絵は大好きな女優さんの新垣結衣さんです。
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