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【アイドルマスターシンデレラガールズ】My Best Cinderella Songs30曲全部解説してみた【part1.30位〜26位編】

先刻、デレマス10thライブのファイナル公演が無事終了した。
Twitterは全国のプロデューサー達の阿鼻叫喚に包まれ、僕は興奮冷めやらぬ内にこの記事を書いている。
三年前、第8回総選挙の真っ只中にデレステを起動し、わけも分からず初めて出会ったSSRの渋谷凛に投票券を全ツッパした高校生だった僕も気づけば大学の門を叩くようになり、入学式と天海春香の誕生日と10thの最終公演が被る今日を「俺の全部の日」と捉える程度にはアイドルマスターに触れてきた。

今の僕に、今の自分を育ててくれたアイドルマスターにお返しできることはあるだろうか。

10thライブではこんな企画が行われた。
306曲のデレマス楽曲から3曲まで選んで投票する「マイベストシンデレラソングス」。
上位30曲は10thライブの公演の中で順位発表とともに少しずつ明かされた。

それが下記の画像である。

https://twitter.com/imas_official/status/1510583614660280323?t=gIL0IW2jPxHIEz2JUjsxwQ&s=19

最初期に生まれた楽曲から最新のものまで、どの曲もデレマスPにとっては馴染み深いものであり、順位も納得だ。因みに僕が投票した曲も実は一曲だけランクインしている。

ここでふと僕は思った。

この最高に良い楽曲の数々、どうせなら沢山の人に知って欲しくね……??

シンデレラガールズを象徴する『お願い!シンデレラ』はまだしも、アニメで一度だけ流れたエンディング曲CD発売からデレステ実装まで3年掛かった楽曲まで全てを1から網羅するのは最近始めた人や他のシリーズのPをされている方等には些か難しいのではないかと感じた。

そこで、今回は新規のプロデューサーやこれからアイドルマスターに触れようと思う人がシンデレラガールズをより楽しんで貰えるように、この「マイベストシンデレラソングス」30曲を一曲ずつ簡単な解説をしながら紹介してみたいと思う。

長い道のりのためいくつかに分割して記事をまとめさせて貰うが、この記事が少しでもプロデューサー達の役に立てる事を切に願う。

この記事を書いている人……鮎川吾郎
安部菜々、城ヶ崎美嘉、的場梨沙のP。
好きなデレマス楽曲は「trust me」「GEMSTONE」「ストリート・ランウェイ」等。




30位 私色ギフト

※4月のデレアニ再放送に配慮し、ネタバレには配慮しますが、それでも言葉の端々から色々と察しかねないことを予めご了承下さい

TVアニメ『アイドルマスターシンデレラガールズ』の一幕に置いて登場した楽曲。
ユニットメンバーの明るく元気ななイメージに一見反するようなゆったりとした優しいメロディで、楽曲単品で見ても素晴らしい曲だがこればかりは是非アニメも一緒に見て欲しい。(恐らく今後もこの言葉がいっぱい出ます)
めちゃくちゃいい曲がアニメやコミュを踏まえると印象を大きく変える。アイドルマスターは一粒で何度も美味しくなりうる曲が沢山あります。

因みに僕が投票したのはこの『私色ギフト』と『メルヘン∞メタモルフォーゼ!』と『trust me』です。



29位 Trinity Field

一時期YouTubeのデレステのコマーシャルでよく見かけたな…
疾走感のある曲調に圧倒されるこの曲は、三人組ユニット「トライアドプリムス」の楽曲にして、同ユニットでは二曲目として誕生した。
この同ユニットの二曲目という言葉がシンデレラガールズにおいて非常に重い意味を持つことはご存知だろうか。
というのも、一つのユニットが二曲以上楽曲を持っていること自体がシンデレラガールズにおいて非常に稀なのだ。一番多いニュージェネレーションズでも4曲だけだし、LiPPSだってturip以外無い。で、そのニュージェネレーションズの次に「二曲目」が実装されたのがこのトライアドプリムスであり、この事実は多くのユニットに複数楽曲を持つ可能性を示唆する非常に大きな影響を及ぼした。事実、このあと同ユニットと三すくみの関係になっている「ポジティブパッション」「ピンクチェックスクール」にも二曲目が実装された。

また、『Trinity Field』を語る上で欠かせないのがMVのこのシーンだ。

三角の立体モニターにユニットメンバーが映るこのシーン、このあとモニターが展開されて内部にいる三人が現れるのだが、どうにも現代の技術でこの映像を再現することは不可能とされている。
そんな中、実際のライブにおいてこの「Trinity Field」がどう表現されたのか。

どうか、その目で確認してほしい。



28位 美に入り彩を穿つ

京都出身の二人のユニット「羽衣小町」の楽曲。
はんなり京都美人な曲を予想するユーザーの裏をかくような、華麗な和ロックとして登場し大きな反響を呼んだ。
個人的に日本語の美しいエッセンスを限界まで抽出したかのような歌詞が本当に大好きで、記事を書きながら聞き返したときについ声に出して読みたくなってしまう。
あとこの曲が出たあたりからデレステのMVのクオリティがみるみる上がって行ってるような気がするんだよな……



27位 流れ星キセキ

「Trinity Field」の話をしたときに少しだけ話題に出た「ニュージェネレーションズ」の三曲目となる楽曲。
アニメでこの曲が披露された時にニュージェネの三人が来ていた衣装はそのままデレステに実装されており、デレステ内部で完全再現することが可能だ。三人分用意できた人はぜひやってみてほしい。そういう僕の事務所には本田さんがまだ来てくれてないのだが。
こちらは「私色ギフト」以上にアニメを見てからの視聴を推奨する。というか、アニメでこの曲が登場するまで見て欲しい。
今度再放送やっからさ。絶対見てくれよな。

https://idolmaster-official.jp/news/01_3679.html

楽曲単品で見ても、シンデレラガールズを代表する3人のユニットということもあってか非常に安定感に優れ、誰からも愛されるニュージェネらしい一曲だ。




26位 Hotel Moonside

イノタクだ!!!!!!!!!(作曲・編曲を担当されたTaku Inoue氏のこと。筆者は同氏の「ミラーボール・ラブ」がマジで大好きで学生時代一生リピートしてた過去を持つ)
ここにきて初のソロ曲のランクイン。
アイドルマスターの歴史においても恐らく初のEDM楽曲として生まれた「Hotel Moonside」を初めて聞いたときの衝撃は今でも忘れられない。

余談だがこの曲を歌うアイドル「速水奏」は17歳の女子高生アイドルだ。永遠のではなく。

初めて聞いたときは年上のお姉さんだったのに、今ではもう年下の女の子になっちゃった…………




切なさと感動に耐えられなくなってきたので今回はここまで。是非色々聴いてみてね。

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