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アーユルヴェーダーって何?
聞いた事はあるけどよく分からない人や、「何それ?」と思われた方も大歓迎です。それエステかなんかでしょと思われた方は要注意ですね(笑)
アーユルヴェーダーとは、インドで5千年以上も前から伝承されている医学のことで、世界三大伝承医学の1つに当たります。れっきとした医学なのです。ここをよく勘違いされて、日本では、パフォーマンス的なエステが広がってしまったせいか、エステ色が強くちょっとがっかりです。
※世界三大伝承医学の残り2つは、ユナニ医学(アラビア文化圏)と中国医学です。
・ アーユル:生命
・ ヴェーダ:科学、知識
という意味で、すなわち、アーユルヴェーダーは生命科学という分野なのです。アーユルヴェーダーの考えや理論で
・ 食事療法(スパイス、ヴィーガン料理など)
・ ハーブ治療(飲む、香り)
・ 施術(マッサージ、浣腸、鼻から薬を投薬)
・ 薬投与、処方
・ ヨガ、メディテーション
などが行われます。総合してアーユルヴェーダーです。
インドではアーユルヴェーダーの資格をもつことで、上記、全ての事を行うことができます。日本でいうところの医学や薬学と同等の勉強や資格取得が必要なのです。
一方、日本ではアーユルヴェーダ資格は医師資格と認めらていません。
鼻から薬を投与、浣腸や下剤を入れる、薬の処方のような医療行為は、医師でないとできないので、日本では、アーユルヴェーダー資格を持っていても、できることが限られてます。できることは、マッサージやリラクゼーション、食事改善(メニューを考える)などです。おそらく、そのため、エステ色が強くなってしまうのだと感じます。また、美容、癒し、リラクゼーションという言葉は日本ではキャッチーでお金になりやすいのでしょうかね。
さて私が学んだアーユルヴェーダーは、その中のほんの一部の理論です。
アーユルヴェーダーの理論では、スパイスが薬と同等の効果があることから、広く使われていることが分かりました。主に食事で使われていますが、食事は、ヒトが生きるために必要不可欠のことですから、知ってて損はないはず。
スパイスにどんな働きがあって、体のどこの部位、どんな機能不全に効果があるのかを知ることができて、改めて先人の知恵は素晴らしいと思えましたし、さらに奥が深いな~と感じる今日この頃です。
◆◇◆ Enjoy your spice life ◆◇◆
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