#C101 冬コミお品書きと本文サンプル
なんだか久しぶりの投稿になってしまいましたね
タイトルの通り冬コミで初めてのサークル参加をいたします。
今回はお品書きと本文のサンプルでどんなものを出すかの紹介です。
どうぞよろしくお願いいたします。
参加告知
Twitterでは速報ツイート流したけどそのまんまだったので実質初めての告知です。
12/31(土)2日目、東5ホール ハ41b Galileoでサークル参加します。
頒布物・お品書き
新刊「新種牡馬で優位に立ちたいPOGの本」、1冊¥400-です。
新刊以外存在しないので超絶シンプルなお品書きです(笑)
表紙もシンプル!絵が描けないから完全フリー素材に頼る始末!!
本文サンプル
新刊からサンプルとしてサンダースノーのページをまるっと掲載します!
サンダースノー THUNDER SNOW
概要
父Helmet 母Easten Joy 愛国産 英・UAE調教馬(24戦8勝)
18・19年と史上初のドバイWC連覇を達成したゴドルフィン所有馬。
3歳時にはエピカリスとの接戦を演じたUAEダービーに勝利しておりこれだけ聞くと一見ダート馬かと思われるかもしれないが、ジャンプラ賞やクリテリウム・アンテルナシオナルを制し愛2000ギニーやジャック・ル・マロワ賞でも好走しており芝でも活躍している。
これを血統から考察する分にはSadler’s WellsとNureyevの3/4同血クロスで
持続力や底力に振りつつデインヒルやHalo等からスピードを供給することでアメリカンダートに対応しつつ芝のマイル前後のスピードにも対応したと見るのが妥当だろう。
そういった点で言えば大枠のイメージはダービー5着の実績があるゴールドアリュールに似たものを感じる。
俊敏さや柔軟性・スタミナを引き出す要素があり、長めの距離に対応できなくはないだろうが基本的にはマイルや中距離でより速いラップでの底力比べをする産駒が中心と見ている。
注目配合
大枠のイメージはゴールドアリュールに似たものを感じるが、だからといって安易に合わせると大分Nureyev≒Sadler’s Wellsが濃くなる為、ここは別の手段で似た効果を出す配合を考えたいが、その筆頭はノーザンテーストやトニービンが良いのではないだろうか。
どちらもHyperionの影響が強く、持続力や底力という点では申し分無いだろう。
底力とパワーを求める手段でIn RealityやHis Majesty-Ribotを入れてやるのも
良さそうで、ここではキンシャサノキセキ-フジキセキあたりを代表例として挙げておく。
Kingmambo×Robertoの組み合わせで引き締めてピッチタイプを目指してやるのも小回りコースでの底力比べには優位に働くだろうから良さそう。
ただし、今現在Robertoを持つ血統の中でもシンボリクリスエスは軽い血も多く、より日本向きの産駒を出しそうではあるがストライドが伸びるタイプのSeattle Slewがクロスされる為、どっちつかずの器用貧乏になりかねない為注意したい。
POGについてはゴドルフィン及びダーレー・ジャパンの絡みでディープスカイ・コマンズ、ハードスパンとアドマイヤムーンについて軽く触れておきたい。
ディープスカイ・コマンズ・ハードスパンはそれぞれDanzigないしデインヒルを持つ為、サンダースノーのポイントであるスピードやスプリント質のパワーを増強することが見込める。
アドマイヤムーンはデインヒル-Danzigは持たないもののMr.Prospectorが入る分やはりスピードとパワーを増強して同じような効果を見込めるだろう。
尚、ディープスカイとアドマイヤムーンは脚を溜めて爆発させるサンデーサイレンスが入る分コマンズ・ハードスパンと比べて中距離質が強まることが想定される…が大体4代目以降に位置することになるのでそこまでシビアに考えなくてもいいかもしれない。
この様な感じで今回は全9頭掲載しています。
ページ数の都合上死ぬ程端折って書いているので伝えたいことがかなり削られてはいますがその中でも新種牡馬の産駒を考える上で何かしらの検討や思考の一助になればなと思います。
それこそ手に取っていただいてガッツリ書き込みとかメモとかして欲しいですね。
終わりに
マジで右も左も分からない上にコロナ禍前の感覚が未だに残っている所為で半分くらい「落選するだろうな」って思っていたC101サークル参加ですが、未だにマジで参加するのかっていうのと本当に本が出るのかってのが半信半疑ではあるものの準備会から送られてきた通行証と見本誌票を見直しては「マジなんだな…」と原稿を書き続けて気付いたら1週間前という状態です。
本の構成・内容に関しても入稿してから「ああしとけば良かったかな」とか「どこそこ書き直したいな」とか思うところはありますがそれでも今持っている血統の知識をフル導入した1冊を作り上げたと思っています。
お手に取ってご自宅に持ち帰っていただけたら幸せ極まりないですが、本音を言うとそこまでは求めません。
こんなご時世故に褒められるものでは無いですがサークル代表の私と競馬談義しに来る、その程度でもいいのでお越しいただけたらと思います。
当日はよろしくお願いいたします!!!!!!