宣伝下手なVtuberさんを応援したい

「Vtuber始めました」や「Vtuber準備中」といった単語をいれたツイートを時々目にします。

「あ、はじめたんだ、頑張ってね。」

それが私の正直な感想です。そこに応援しようという気持ちは発生しません。だって、どんな人が何をするかわかんないんですもの。

そう思っていた今日「そうだ、VtuberさんのCMをしよう」思い立ちました。思い立ったが吉日、それ以外はすべて大凶!!　という訳でツイッターで

呟きました。

これだけじゃ私の宣伝がどんな層に届くか分からないと思いさらに公開しました。

ご存知の通り私は親子でVtuberをしており、その特異性からか視聴者層も子供と親の世代という、Vtuber視聴者さんに多い18-34歳層がほぼ居ないという珍しい配信主です。

ここで20時までに36件のリプをいただき、それぞれを宣言通り軽率にリプ付きRTでCMしてきました。

リプ付きRT　すなわち　引用RTの事です

今回36名中8名の方(全体の25%)はCMについて感覚的にとらえられてる、もしくはCMなれしていると感じました。残り75%の方はCMを意識したことがあまりないのかもしれない（実際仲良しさんはリプつけるのが目的だった可能性もありますが今回はこっちのグループに入れてます）

では何がまずかったのでしょう。

比較してましょう

「がおまる」さんと「ねむ」さんの二人のリプを私が引用RTでするとこうなりました。

一見なんの違いがないように見えます。しかし詳細に見てみると

はい、違いが分かりましたね。がおまるさんは礼儀正しく「おねがいします」とリプいただきました。対してねむさんは自信のアピールしたい動画のURLを貼り付けています。詳細表示するとそれがサムネイルとなり、アイキャッチになります。このリプを比較すると見た人がどっちを見に行くか想像できますね。

もっと自分を売り込みましょう

特に自己紹介動画を作ってる人は、いろんな場所でそのURLを告知、公開しましょう、Vtuberで人に見られるためにはCMするしかないのです。誰がCMしてくれるかと言えば、誰もしてくれません。しいて言えばお金をだしてTwitter告知いれるか、仲間に頼んで仲間内でCMするしかないのです。

Vtuberさんは多かれ少なかれ視聴者さんが付いています。1人の人もいれば10万人超えてる人もいます。当然人が多い場所でCMしてもらえれば見に来てもらえる可能性は増えますが、それと別に視聴者さんと密に接しているVtuberさんのCMもまた視聴者が増えるチャンスなのです。

だって、仲良しの人からおススメされたらチェックしませんか？　それも何度も言われたら1度位は見ますよね？

「そうすると仲良しさんとの会話のネタが増えるから」

ここが口コミのポイントです。

Vtuberは横のつながりが強く優しい世界

これはまことしやかにVtuber業界で言われていることです。視聴者数が多い人でも腰の低い人が多いVtuber業界、不思議に思ったことはありませんか？

親分ことキズナアイさんがそうだからという事もありますが、それとは別にみんなが知ってる事実があるからです。

この図を見てください

とある仲良しグループにA,B,Cの3人がいます。色付きの〇が視聴者数の視覚イメージと捉えてください。

これがリアルの世界で、視聴者さん=ファン数って考えるとAさんの発言力がありそうなものですが、Vtuber業界はそれがないのです。

芸能界だと、ファンは現金を生み現金を引っ張ってこれる人がえらいです。ドラマの共演者だって好きに変える事ができます。しかしVtuber業界は視聴者さんはお金を払う必要がありません。主に利益はYouTubeなどの収益化でそれぞれ得ています。誰にもとやかく言われることはないのです。なので各々配信者は自己研鑽に励みます。

そして、こんな可能性もあります。

ピンクの〇は視聴者さんのTwitterやリアル等の広告力としましょう

Bさんは視聴者さんは少ないけれど、強い視聴者さんが付いています。その人がひと声かけたら視聴者さんが一気に増える可能性があります。

そこまではすぐに考え付くことです。

その1歩先を行きましょう。

人に紹介してもらえるチャンスがあれば、今自信をもって見てもらえる動画を紹介された人がすぐに見やすい形で提供する。

これがVtuberのCMに必要な能力だと思います。

だって、「あの人の動画おもしろいよー」って言われるよりも

「見てみて、この動画おもしろいよ」ってスマホで動画見せられた方が確実に見ますよね？

では話をまとめましょう

1.CMできるチャンスを逃さない

2.CMするなら自分の最高の物を提供する

3.CMは見る人の気持ちを考える

この3点を押さえれば結構何とかなるのよー

最後に

この界隈で2年半ほどだらだらと遊んでる私から、これから頑張ろうと思ってる方々に1枚の画像を送らせていただきたいと思います。視聴者さんとトラブルになったとき、くじけそうになった時に思い出してもらえたら幸いです。