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【Arentで働く人たち】「自動化で未来のエコシステムを支えたい」エンジニアカンパニーで叶えたい夢|鎌田 寛昭

本記事は、2022年9月にwantedlyにに掲載したものに一部加筆修正を加え、転載したものです。


Arentには様々なバックグラウンドを持った社員が、各々の強みを活かし、開発を行っております。

今回は過去に代表取締役を務めるなど、輝かしい経歴を持った鎌田寛昭にインタビューを行いました。過去の経験を今のArentの業務にどう活かしているのか、是非ともご覧ください!

ーまずは簡単に自己紹介をお願いいたします。

教育系の大学を卒業後、株式会社寺島情報企画に入社しコンピュータを使った音楽制作雑誌「DTMマガジン」の編集者をしながら、着メロサイトなどのモバイル・コンテンツの開発運営を経験しました。

そこからの流れでスマホアプリを開発をし、寺島情報企画の子会社の株式会社テクノードで1〜25までの数字を早押しする「Touch the Numbers」というカジュアルゲームを作ったり、会社の代表をしたりしました。アプリ内広告の普及のために色々なイベントへの登壇も経験しています。

その後、政治を題材にした「政剣マニフェスティア」などのブラウザゲームや、ハイパーカジュアルゲームの開発にも携わりました。現在はArentでフルリモートで配筋アドインの開発を担当しています。

ーArentにはどのようなきっかけで入社したのですか。

採用担当の後藤さんからのスカウトがきっかけです。それまで建設系は全く接点がなかったので、スカウトがなければArentのことも知らなかったと思います。他のゲーム会社からも内定を貰っていたので、スカウトがなければ別の会社に転職していました。

ー他のゲーム会社からもご縁もあった中で、最終的にArentに決めた理由はどのようなところだったのでしょうか。

フルリモートで比較的に業務時間に融通が利くことや、もともとDXに興味があったことが大きな決め手になりました。転職先を検討する際に外資系の会社も見ていたのですが、コロナが一番ひどい時期に外資系の大部分が出社前提でした。

出社前提は裏を返せば直接やりとりしないと従業員やプロジェクトの管理ができないことの裏返しだと思っています。いろいろなことをシステマティックに進められる会社であれば、フルリモートできるはずだと思い、入社を決めました。

ー入社してからはどのような業務を経験したのでしょうか。

入社してからは、Revitと呼ばれる建築物をモデリングするソフトの、鉄筋を入れる機能を拡張するアドイン開発(=LightningBIM 自動配筋)に携わっています。現在の作業内容としては、UIまわりが多めです。

開発にはC#を使っています。前職ではUnityも使っておりC#には日常的に触れていたのである程度は対応できました。一方で、Windows向けの開発は20年以上ぶりで言語のバージョンや開発スタイルの違いもあり勉強しながら開発することがほとんどになっています。モデルの扱いはゲーム開発で得た知見が役に立ちました。

日々の業務の流れはZoomを使ったデイリーミーティングで簡単な作業内容の共有をして以降はチャットでやりとりしながら出てきた不具合の修正や、新規機能の追加、他の方が書いたソースを見るなどしています。

前職でもフルリモートで在宅勤務をしていたので、オンラインミーティングやチャット中心で仕事を進めていくのはやりやすいです。

ー仕事の中でやりがいを感じた経験はありますか?

基本的に「モノを作る」こと自体が楽しいと思っています。作ったものへの良いリアクションがあるとなお良いです。モノづくりのスタンスとしては、他人と違うことをするより、他人と同じことをしようとしても滲み出てくる個性を重視しています。

例えば石膏デッサンで定番のブルータスを同じ角度から書いても一人ひとり違うものができあがります。花瓶に入ったひまわりを描いてもゴッホとモネではまるで違います。特別なことをしようとしなくても特別になるのが理想です。

前職で話題になった自分の作品の傾向から考えるに、自分は最新技術で差別化を図るより、どこかで使い古された枯れた技術を新しい場所に持っていって珍しがられるほうが向いているようです。

他人と同じことをやって特別なものができあがったときには喜びを感じます。

ー今後の目標を教えてください!

先進国では、人手不足が避けられない状態に進んでいると感じます。全世界で意識改革していかないと今のエコシステムが破綻するのが迫っている状況です。

特に国内の建設業界では人手不足を長時間労働で補っているところも多く、働き方関連法に基づく時間外労働の上限規制により、今のままではいずれ破綻するのが予想されることや、現在議論されている移民だけで不足したすべての労働力を賄うのは無理があるので、DXを推進することに大きな意味があります。

それをふまえた今後の目標ですが、建設系に限らず、さまざまな場面で自動化を進め、できるだけ技術力の発展によって今の文化水準を維持できるようにするための活動の手伝いができればいいなと思います。

もっと言うなれば、労働が生活のためのものではなく、娯楽になるところまで持っていけるのが理想です。

ー鎌田さんはどのような人と一緒に働きたいですか。

技術面では、WindowsのUIまわりに詳しい人や数学力のある人と一緒に働きたいです。

WindowsのUIに強い人は日本の転職市場にもそんなにいない印象があるのですが、逆にマッチする仕事も少ないイメージです。WindowsのUIができる人はArentでは需要があると思います。

また、「用意された形状の中に何かを配置する」といった業務が多いので数学の中でもトポロジーに強いプログラマーは活躍できると思います。

例えば梁や柱に鉄筋を張り巡らせる計算をするときに、さまざまな形状に対応しないといけません。そこにピッタリはまる座標の計算が必要になるので、数学的な知識がある方には向いている会社です。

個人的には、ゲーム業界から転職もありだと感じます。Arentには前職がゲーム業界の人も何人か在籍しているので、業界が異なっていても、今までの知識を活かせる部分はあると思います。

■最後に

Arentは「暗黙知を民主化する」というミッションのもと、エンジニアを中心としたメンバーで建設業界の課題解消に取り組んでいます。20年間放置されてきた難問へ一緒に取り組みませんか?

今すぐ転職をお考えでなくても構いません。
Arentは皆様のご応募お待ちしております!募集中のポジションはこちらです

※該当する求人がない場合でも「Arentに興味を持っている」という方がいらっしゃいましたら、是非お気軽にカジュアル面談にエントリーしてみてください!



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