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無印良品

無印良品が好きである。
買い物に出かけた時は、欲しいものがなくても必ず立ち寄る。色とりどりの洋服や雑貨を見た後に、あのシンプルで落ち着いた雰囲気を目にすると、いつも安心する。

まずは衣料品から見るのがお決まりである。
太番手という生地のカットソーが好きで、ちょうど春の新商品として並んでいた。明るめのブルーボーダーが気になるところだ。

ボーダーといえば、、、私は無印良品に行く際、極力ボーダーは着て行かない。(え、なにそれ)
上着を着る時期であればいいのだけれど、春先などカットソー1枚で出かけられるような時期はボーダーは避けている。それはなぜか。
「無印好き=ボーダー好き」という固定観念が私の中に潜んでいるということと、ボーダーを着ている者同士が同じ空間に居ることになぜか気まずさを感じてしまうのだ。
無印にボーダーを着ていくと、店員さんもボーダーを着ているかもしれないし、お客さんもボーダー、そして私もボーダーとなってボーダー大集合の気まずい空気を感じてしまい、ゆっくりと見ていられない状況になるのを恐れているのである。(なんかしんどい性格やな笑)
まぁ実際そんな状況になったことは無いのだけれど、、、(^_^)

衣料品を見た後は、文房具、生活用品、インテリア用品と順番に見て、最後に一番好きな食品売り場をじっくり見てまわる。
季節限定ということで、この時期に桜のお菓子が並ぶのだが、その中でも「桜のクリームサンドクッキー」が私はたまらなく好きである。
桜餅の味が好きなのか、春が近づくと無意識にその味を求めてしまう。

そのクッキーを求め、桜のお菓子コーナーに行くと、、あれ?、、無い、、桜のクリームサンドクッキー、、、あらへんやん、、なんでや?、、、(T-T)
無い。見当たらない、、、いや、あるはずなのだ。美味しいからそのクッキーだけ別の場所で特別に打ち出されているのかもしれない。そう願いながら平静を取り戻すためにしばし店内を歩く、、、無い、、、無いやん、、。
でもここで私は希望を捨てなかった。今日絶対に持って帰って食べたい。あきらめてはいけないのだ。(必死やな。食い意地が、、笑。)

しばらく店内を歩き平静を取り戻した私は、自分の直感を頼りにもう一度、あの桜のお菓子コーナーに戻ってみた。(店員さんに聞きや笑。)
もう一度じっくり確認してみる、、、あ、、、
最上段に木製のボウルを発見。少し背伸びして中を覗いてみる、、、あ、、、みぃつけた♡
みつけた。あったのだ。ひっそりと2個並んでいる。
あきらめなくてよかった。予定外のかくれんぼである。
マスクの下でニヤニヤしてしまった。
この上ない安堵感と、持って帰れることに最高の幸せを感じたひとときだった。(幸せやん^_^)

そんなこんなで、無印良品が好きだ。これからもずっとお世話になると思う。

無印良品さま、いつもありがとうございます(^-^)笑。





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