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何者かになりたかったあの頃

私は39歳独身。家が好き。食べることはもっと好き。
仕事といえば契約社員で、一日中パソコンをカチャカチャしている。特に資格もいらないし、ある程度迅速かつ丁寧に、真面目に、そしてキーボードをカチャカチャさえできれば誰にでもできるような仕事である。(カチャカチャて、、、遊びか😤笑)

この間誕生日を迎え、今年は30代最後の年ということもあってか、最近は人生を振り返ることが多い。

思い返すと私は20代から30代前半くらいまでずっと、何者かになりたいと思って生きていたように思う。何かに特化した自分に。

最近もそうだが、当時も、「何者かにならなくていい」という言葉をよく耳にした。
しかしそれを話す人達は私からすると、不特定多数の人から支持を得ているような、すでに何者かになっている人達だったので、あの頃の私には響かなかった。(ちょっとひねくれておりました( ̄▽ ̄)許して。笑。)


10代の頃から歌うことが好きだった私は、高校卒業とともにボイストレーニングに通い始め、定職に就かずバイトを掛け持ち。バンドを組んだり、ピアノ奏者とユニットを組んだりしてライブ活動をしていた。
本気で歌手になりたかった。(やだ恥ずかし🫣笑)
自主制作でCDも作ったし、オーディションにも行った覚えがある。
しかしなんだかんだあって20代後半に差しかかる頃に情熱がピタッと途絶え、やめてしまった。
まぁ単純に限界を感じたのだ。
(中学のバスレクで歌った時に、上手いやん!とおだてられたのを長い間鵜呑みにしてしまいました(°▽°)はい。すいません。笑)

その後30代では、いつからか興味を持っていた人間の心理や精神世界について勉強し始めた。
心理カウンセラーとまではいかなくとも、心の支えになるようなことができればと思い、心理カウンセラーに関する資格をいくつか取得。
ここまできたならばと、副業として相談業を開始した。しかしこれもなんだかんだあって、そんな甘いものではないと現実の壁にぶち当たり、数件のご相談を受けるも一年足らずで閉店ガラガラ。(あらま。笑)
相談者様から満足したというようなコメントも頂き嬉しかったが、少し挫折感を味わったのだった。(まずは自分の心を癒しておくれ( ̄∇ ̄))


このように一応行動はしていたが、今現在、自分が納得するような何者かにはなっていない。劣等感みたいなものはこの歳になってもたまに顔を出す。
でもこれからは純粋に、プロセスを楽しむような生き方をしていこうと思う。
大それたことではない「あの本を読んでみよう」とか「あの街へ旅行に行ってみよう」といったこと、少し勇気が必要と思うことやチャレンジしたいと思うことが出てきても、もう結果は考えない。プロセスを楽しむのだ。

そう思えることが幸せだし、それができる環境が幸せということに、ようやく気がついたのかもしれない。心の底から。
何者か?人間やってます。で良いではないか。
生きてるだけで丸儲けなのだから。(by明石家さんま)


とまぁ、なんでこんなことを長々と書いているのか、ちょっと恥ずかしくなってきたが、生きてきた記録として残しておこうと思う。(^-^)




さて、今日は休み。何を食べよかな(๑˃̵ᴗ˂̵)



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