相手に不安をぶちまけてしまった日
恋愛って、自分の嫌な部分が浮き彫りになると思いませんか。
感情のコントロールが効かなくなる瞬間とか、大切なのに傷つけてしまうとか、相手にわかってほしいと強く思う自分とか。そしてわかってもらえない寂しさ、相手が居なくなってしまうのではないかという不安いっぱいですよね。
ずっと幸せでいられたらいいのですが、恋愛ってそうもいかない。辛いことも結構起こるんですよね。
最近はずっと、できるだけ不満を言わないように、上手に自分をコントロールしているつもりでいました。
だけど、小さな小さな不満はどんどん蓄積していた。
そして、相手に対して全力でぶちまけてしまった。
「不毛な恋はいやだ」と。「ほんとに好きなの?」と相手を疑い、傷つける言葉をかけてしまいました。
きっとただ寂しさが募っただけなのでしょう。
ただ、それを刃の形で相手に向けてしまった。
刃を向けなければならないほど、自分も傷ついていたのだと思います。
私の心の中はこんな感情でいっぱいになっていました。
その一方で、今は彼が繁忙期だから忙しいから仕方ないんだと自分を納得させようとしていた。
このバランスが取れなくなって、矛先が彼に向いてしまったのです。
彼は「好きだし愛してる。だけどこういうことを言われるのは辛い」と言われました。そりゃあそうですよね…。
終わりにしたいのかと聞くと、「どうしたらいいのかよくわからない」と言われてしまいました。いや、そう言わせてしまう事態を作ったが正しいですね。まだ今日はちゃんと優しいメッセージをそれでも送ってくれます。
忍耐力のある彼氏ですね。ごめんな…。
遠距離なのもあり、どうしても不安になってしまう。毎日好きだと気持ちは伝えてくれるが、それだけでは埋まらない不安。
この不安は私の中にあって、ずっとずっと消えない。
自分の感情が「不安」に支配されやすいタイプなのだということも理解はしてきた。
自分はボーダーと呼ばれる類に近いのかもしれない。
最近は自分のことをこのように理解している。
恋愛で不安になりすぎてしまう人は是非「境界性パーソナリティ障害」という言葉を検索してみてほしい。ちょっと軽度のこれに近い人はいると思う。
今わたしは恋愛という過程をもって、「自分」と改めて向き合わなければならない状態なのだと思っている。
「不安」を相手に解消してもらおうとするのではなく、自分自身が作り出した感情の「歪み」であると理解し、それを自分で消していく作業。なかなかすぐにはうまくできないし、忍耐力がいるけれど、自分と向き合わないことには前に進まない。
彼が完全に愛想を尽かす前に、私は自分と向き合いきって、自分を改善したいと思っている。きっとそれが、今の人とどうなるかはさておき、未来大切な人と一緒に居られる人間になるためにとても必要なことなのだと思う。