【都市の経済構造を考えてみる!】「年金部門(支える力)の源泉を確認する!(盛岡経済圏)」(第7回)
前回「支える力の源泉を確認する!(盛岡経済圏)」(第6回)で、都道府県別経済財政モデルの資料から、支える力の源泉部分の都道府県別の負担と給付について確認できそうだ、としました。
今回の第7回では、「年金部門(支える力)の源泉を確認する!(盛岡経済圏)」としまして、年金部門の具体的な金額について、都道府県別経済財政モデル(内閣府)から、確認してみたいと思います。
・【都市の経済構造を考えてみる!】「支える力を分けてみた!(盛岡経済圏)」(第4回)
https://air2.areaia.jp/main/article/detail/28304
・【都市の経済構造を考えてみる!】「支える力を さらに 分けてみた!(盛岡経済圏)」(第5回)
https://note.com/areaia/n/n196cf85aab90?magazine_key=m4e87da1b572a
・【都市の経済構造を考えてみる!】「支える力の源泉を確認する!(盛岡経済圏)」(第6回)
https://note.com/areaia/n/na6b02fc0b0e6?magazine_key=m4e87da1b572a
◯ 平成26年度版 都道府県別経済財政モデル
前回ご紹介しました「都道府県別経済財政モデル 平成26年度版」を、今回もみていきたいと思っております。
・都道府県別経済財政モデル(平成26年度)
https://www5.cao.go.jp/keizai3/2015/h26pref_model08.pdf
◯ 年金部門
p2からp17までが、年金部門の情報となっています。厚生年金の負担・給付、国民年金の負担・給付、国家公務員共済組合の負担・給付、地方公務員共済組合の負担・給付、私学・その他共済の負担・給付、船員保険の負担・給付、その他の給付、と続いていまして、平成23年度の推計金額が記載されています。
この中から、岩手県の部分を、抜き出して全部足してみましたところ、平成23年度の岩手県の年金部門は、負担額 2,500億円、給付額 5,618億円 となっておりました。
負担額と給付額の差額が、3,117億円で、負担額と給付額の差額が大きいのが、国民年金分で2,194億円、次いで、地方公務員共済組合分で501億円となっていますね。
◯ 盛岡経済圏の図での年金部門の位置づけ
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