【都市の経済構造を考えてみる!】(第35回)「支える力(医療部門・介護部門)の源泉を確認してみた!(仙台経済圏)」
前回は、仙台経済圏の支える力(一般政府消費支出)の変遷を確認してみました。東日本大震災の影響も感じるところですが、震災前の平成2年以降、ガンガンと増加していました。
・(第34回)「支える力(一般政府消費支出)の変遷をみてみた!(仙台経済圏)」
https://note.com/areaia/n/neaeab7308568?magazine_key=m4e87da1b572a
今回は、支える力の源泉としまして、医療部門と介護部門を確認してみたいと思っております。
◯ 統計情報を入手
今回は、都道府県別経済財政モデルにある推計でみていきます。
・都道府県別経済財政モデル・データベース(内閣府)
https://www5.cao.go.jp/keizai3/database.html
こちらのページにある、「2.データ推計結果(医療・介護)」のエクセルファイルをダウンロードしました。都道府県別に、1980年から2015年までの各項目についての金額がまとまっています。各項目ごとに、各シートに分かれている金額を足してみたのですが、対象のシートが多くて、足し算ミスが怖いです。
◯ 医療保険と介護保険の給付額と負担額とその差額
医療保険と介護保険の給付額と負担額とその差額です。単位は億円です。いずれの項目も、時間とともにガシガシ増加しています。
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