【都市の経済構造を考えてみる!Ⅳ:立地産業編】(第1回)「日本全体(1)37部門・4つの力・総額」
前回は シーズンⅢ の第39回目(最終回)としまして、シーズンⅢのまとめ的に、わからなかったこと をまとめてみました。
・(第39回)「シーズンⅢでわからなかったこと」
これまで、都市の経済構造を考えてみる!では、シーズンⅠで、岩手県、東京都、愛知県などいくつかの産業連関表をみて気になるところを考えてみました。
シーズンⅡでは、2015年の全都道府県の産業連関表、北海道と岩手県の地域内表、名古屋市の産業連関表などなど61本の産業連関表をみてまわりまして、北陸3県・中国5県など一部の地域については複数の府県の産業連関表をまとめて再確認してみました。
シーズンⅢでは、シーズンⅡでみてまわった産業連関表について、各項目ごと順位と他の項目との相関係数を確認してきまして、都市圏ごとの産業連関表を比較しました。
今回からは、シーズンⅣとしまして、立地産業について、これまでの4つの力と製造業という大きな区分けを、いますこし解像度をあげて産業連関表で細かくみていく所存です。
まず、日本全体の立地産業について確認したいと思っとります。今回は、日本全体の立地産業について、37部門別に4つの力をみておきます。
〇 日本全体の産業連関表
今回は、2015年の日本全体の産業連関表で確認します。
・産業連関表 2015年 日本全体
シーズンⅡでもこちらの産業連関表をザックリみていました。
・【シーズンⅡ】(第3回)「日本の産業連関表をみてみた!」
・【シーズンⅡ】(第4回)「日本の雇用表(産業連関表)をみてみた!」
〇 4つの力の37部門別生産額
日本全体の37部門別の4つの力です。4つの力は、今のところ、生産額でしか確認できないので、生産額よりも粗付加価値とその内訳の方が気になってはいるのですが、まずは生産額で4つの力を確認します。
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