【都市の経済構造を考えてみる!Ⅲ】(第32回)「従業者数千人当たりの雇用者所得を全産業・支える力8部門・製造業・その他産業 で比べてみた!」
前回は シーズンⅢ の第31回目としまして、シーズンⅡでみてき60本ほどの産業連関表から 製造業の従業者関連4項目(雇用者所得・従業者数・従業者総数構成比 ・従業者数千人当り雇用者所得)と上場企業数 を振り返ってみました。
・(第31回)「製造業の従業者関連4項目と上場企業数をおさらいしてみた!」
前回までで、シーズンⅡで拾ってきた全ての項目について、おさらいと相関係数の確認を終えることができました。今回からは、これまでシーズンⅢで気になったところやそのまとめ、といった感じで、何回かにわけて、また考えていきたいと思っております。
まず今回は、前回、前々回でみてきた従業数千人当たりの雇用者所得について、全産業・支える力8部門・製造業・その他の産業で比べてみます。
〇 おさらい
これまでにみてきた産業連関表から 全産業・支える力8部門・製造業・その他の産業で従業者数千人当り雇用者所得 について、表にしてみました。全産業、支える力8部門、製造業はこれまでみてきたので、新しく、全産業から支える力8部門と製造業の部分を除いて、その他産業分を出してみました。
まずは、全産業の従業者千人当たりの雇用者所得が高い順です。
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