【都市の経済構造を考えてみる!】(第89回)「産業連関表で自動車関連部門の本社部門をみてみた!(広域企業)」
【ご紹介】本稿のバックナンバーを総集編としてnoteマガジンにまとめてみました!第1弾「盛岡経済圏 編」は、盛岡経済圏を題材としていた第6回から第28回の全23本で構成されております!まとめ読みなどにご活用いただけると嬉しいです!!
・【総集編 都市の経済構造を考えてみる!】(1)盛岡経済圏 編
https://note.com/areaia/m/m5231b8afe73c
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前回は、自動車関連産業について、これまでにみてきました岩手県・宮城県・愛知県と日本全体について、粗付加価値計の内訳について比べてみました。3つの県とも、ほぼほぼ同じような構成比率で、生産規模の違いにほぼほぼ比例して、粗付加価値計の内訳の絶対額の違いとなっていました。
・(第88回)「岩手県・宮城県・愛知県の自動車関連部門を日本全体と比べてみた!(広域企業)」
https://note.com/areaia/n/n1b4705cc108e
今回は、自動車関連産業の本社部門について、確認しておきたいと思っております。
◯ これまでにみてきた本社部門
これまでにみてきた産業連関表では、東京都のものに本社部門の記載がありまして、東京都の産業連関表をみてまわった際に、本社部門についても、3回にわたりまして、あれこれと比較しておりました。
・(第55回)「本社部門を確認してみた!(東京経済圏)」
https://note.com/areaia/n/neca5e4ef7ca2
・(第56回)「本社部門の推移を確認してみた!(東京経済圏)」
https://note.com/areaia/n/n2db64a7dd623
・(第57回)「本社部門の存在感の推移を確認してみた!(東京経済圏)」
https://note.com/areaia/n/n739d34cce66a
◯ 統計情報を入手します!
ということで、今回は、東京都の産業連関表で、本社部門の数字があることに加えまして、地域間表という形態で、東京都と東京都以外の地域と分けて記載されていまして、合計すると日本全国の産業連関表になりますので、こちらをみていきたいと思います。
・東京都産業連関表
https://www.toukei.metro.tokyo.lg.jp/sanren/sr-index.htm?
以前、みておりましたときは、2011年までのものしか無かったように記憶しておりますが、こちらも、2015年版がでていまして、「3 統計表 (2)地域間表」 の 自動車関連部門の内訳がわかる 「統合小分類」 の 「取引基本表」 をダウンロードしてみていきたいと思います。
◯ 日本全体の自動車関連産業の本社部門
今、注目しているのは、産業部門では、「乗用車・トラック・バス・その田の自動車」(以下、完成車部門)「二輪自動車」「自動車部品・同附属品」(以下、部品部門)「本社」の4つになります。そして、東京都の産業連関表は、需要側も供給側も、エクセルで言えば縦も横も、東京都地域 と その他地域 に分かれていまして、今は、日本全体の事業者関連産業における本社部門をみたいので、縦列で東京都地域とその他地域に分かれているのをそれぞれを足します。
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