We are the world
私が通った、オレゴンシティ・ハイスクールは、sophomore(ソフォモア:日本の高校1年生)、junior(ジュニア:高校2年生)、senior(シニア:高校3年生)、合わせて生徒約1,500人の、規模の大きな学校。
留学生も多く、同時期に世界各国から、15人が異文化体験をしに来ていました。
フィンランド、スウェーデン、デンマーク、西ドイツ(4年後、東西が統一されました)、ベルギー、メキシコ、ブラジル、日本などなど。
同じ留学生でも、日本人以外はもともとアルファベットを使用する言語の国から来ているので、英語を操る巧みさには隔たりが…。
それでも、異国の地に、親元を離れて過ごしている…と言うよしみで、何かと話し相手になったり、悩みを打ち明けあったりと、心強い仲間へとなっていきました。
ところで、当時は西ドイツから来ていた、ピーターと、トールストン君。
2007年に開かれた、卒業20周年の reunion(同窓会)で再会は出来なかったものの、幹事さんがまとめてくれて、現地で手にした冊子には、彼らの現住所に「West-Germany(西ドイツ)」ではなく、「Germany(ドイツ)」と記載されてあったことが、時間の経過と世界の動きを実感し、感動したのを覚えています。