見出し画像

「地図の読めない(少)女」の不安

8月も半分過ぎたある日、9月から始まる授業選択のため、Mom(=お母さん)と一緒に、初めてハイスクールへ向かいました。そしてスクールカウンセラーと相談し、英語力を考慮して出来るだけ手作業の多い授業を選択。

アメリカのハイスクールは、日本の高校と違い、授業ごとに生徒が教室を移動します。日本の大学と似たシステムで、つまりは学校の建物構造をも理解して、移動する必要がある。

私とMomは、選択した授業とその教室番号をメモに書き留め、それを頼りに学校中をウロウロしました。

そうして教室の場所を覚えようとしたのですが、話は聞くが、「地図の読めない(少)女」は、一回くるりと回されれば、どっちから来たのか、わからなくなる。

Momと一緒に、ロッカーがズラリと並ぶ長い廊下を歩きながら、そんな自分にたいそう不安を覚えるのでした。

いいなと思ったら応援しよう!