英会話を、死守
オレゴンシティハイスクールに留学した年、そこには私を入れて日本人が4人いました。全員、別々の留学プログラムでアメリカにやって来て、このハイスクールで知り合ったのです。
「こんなに日本人が集まることは、例年ではあまり見られない」とは、ハイスクール・カウンセラーの談。でも、こういう年もあるのでしょう。
せっかくアメリカに来たのに、日本語を使ってしまっては、学びが減ります。私以外は、junior(ジュニア:高校2年生)と、sophomore(ソフォモア:高校1年生)だったので、授業が一緒になる事はなかったものの、例え話す機会があっても、英語で会話をしていました。
「Hi, Minako ! How are you ?」
日本人同士の英会話は、確かに照れます。本当に伝わっているのか?と言うもどかしさも否めない。
2人いたドイツ人留学生達も、たまにドイツ語を使ってはいましたが、基本的には彼らも英語で会話していた様です。
そんな訳で、4人の日本人は、留学終了前に開催したお別れパーティーまで、殆ど日本語を使う事がなく、そのお別れパーティーにて、初めて思い切り日本語会話をしてみました。
すると、「えっ。こんな人だったの?」など、言語が変わると、人格まで変わるのか、今まで知らなかった、皆の新たな面を発見したりと、とても面白かったのを、思い出します♡
*私が参加していたのは、YFU:Youth For Understandingと言う、世界60ヵ国に広がる組織を持つ、団体です。https://yfu.or.jp/