【#SDBH 】バトスタに初めて向き合ったプレイヤーによるUGM10弾の感想【#スーパードラゴンボールヒーローズ】
はじめに
わたしはSDBHにUGM8弾で復帰して、好きなカードでゆるりと遊ぶ程度のライトユーザーだった。
復帰当初の記事はこちら
そんなわたしは好きなキャラと戦えるミッションをひたすらやっていたが………さすがに飽きてきた。
そのため、UGM9弾の中盤からは「バトルスポーツスタジアム」(以下バトスタ)にも手を出す事にした。
バトスタとは、いわゆるランクマッチである。
そんなわたしは、UGM10弾のバトスタに真剣に取り組み、昇段を目指す事にした。
今回はバトスタに初めて真剣に取り組んだ感想やら何やらを書いていきたいと思う。
結論
かなり楽しめた。
10月8日時点で13709ポイント集めており、このまま放置しても昇段は狙えそうである。
詳しくは後述するが、UGM10弾は”1強環境“に近かったと、わたしは感じている。
にもかかわらず、わたし含めそれぞれのプレイヤーが構築とプレイを洗練させ、真剣に向き合うのはとても楽しい体験だった。
使用デッキタイプ
わたしが主に使用したのは【流星ゴッド】である。
リストは色々変えたが、最終的には以下の構築となった。
採用理由等は要望があれば、もしくはわたしのモチベがあれば別の記事で詳しく取り上げたいと思う。
デッキの使用理由
わたしはUGM10弾環境において、昇段を目指すなら【流星ゴッド】から逃げられないと感じていた。
”バトスタプレイヤーの99%が、このデッキへの対策カードを入れているor握る側に回っている“
といっても過言ではなく、
“如何に【流星ゴッド】を攻略しつつ、かつ他の対面にも勝てる”
がこの環境のテーマであったと言えるだろう。
そんな環境で戦う際、一つの問題が浮上する。
【流星ゴッド】を使うか、メタる側に回るか。
なぜか手元にある、オリパで当たった流星。
そして、わたしが某ゲームをやっていた時に好きだったこの動画の存在。
わたしは
圧倒的な理不尽ムーブを持ち、
並みのデッキでは対策が難しく、
メタられる側である、
【流星ゴッド】を使う側に回る事を選択した。
圧倒的なデッキパワー
わたしが握るのはデッキパワー最強の【流星ゴッド】。
ゴッドを超えられないならおしまい、
ゴッドを超えても流星を超えられないならおしまい、
そのくせ、わたしはチルドの軽減落としを利用して火力を出していく。
まさに理不尽。
【バーダックチーム】も【アイオス軍団】もデッキパワーで上から倒す。
プレイングはまだまだ弱く、100点満点中35点ぐらいの雑魚のわたしでも、デッキパワーで上から倒す。
これぞTier1の暴力。半端じゃあない。お金の暴力ともいえる。
それに、デッキパワーがあまりにも高すぎて並みのメタを乗り越えてしまう事すらある。
以前【黒衣流星】に当たった際の出来事だが、相手は悟飯ビースト&紅仮面でそれぞれ流星、ゴッドを意識していた。
しかし、その際わたしが使ったリストは以下のものであり、UGM3-SEC2 孫悟空を採用していた。
そのため貫通もそこまで痛手ではなく、
流星のダメージ制限が途切れても、
ゴッドの軽減を無効にされても、
相手の攻撃を受け切る事に成功した。
その後わたしは、きっちり超タイムブレイクのタイミングに合わせてベジットの固定ダメージを当てる事で相手の流星を乗り越え、難なく勝利した。
このように、構築やプレイでメタすら乗り越えていける場合もある。
さすがデッキパワー最強の基盤である。
Tier1を握る、しかし…。
わたしが使うのは環境最強の【流星ゴッド】。
最強なんだから10連勝しちゃってもおかしくない…かもしれない。
実際7連勝までは到達したし、上記のようにポイントもそれなりに稼げている。
…が、上記のようにほぼ全員がメタカードを入れてくるため、結構キツい戦いが続き、時には4連敗もした。
特にキツかったのがUGM8-SEC ベジット+UGM8-031 チルドの組み合わせ、通称”ベジゴジチルド“である。
ベジットでガードを下げられるためゴッドで守れない範囲のキャラが出てしまったり、ゴッドに何度もチルドの軽減が何度も入ると流石にダメージを受けてしまう。
ベジットブルーの人気や、決まればサクサク勝ててしまう点からか、この組み合わせは非常に遭遇率が高かった。
ではメタカードとして軽減落とし無効の悟飯入れよう…としても、もし相手にチルドがいないとほぼバニラになってしまうため、採用を見送った。
そのため、この組み合わせが入った対面ははっきり言って“不利対面”だったと思う。
その他にも強者の領域+ベビトラ+VRにわからせられたり、
ガンマ1号の2R超ユニットデッキに2連続で当たったりと…中々勝てない場面もあったのが実情だ。
【流星ゴッド】は間違いなく強い。
復帰して数ヶ月のわたしの、プレイングが35点のわたしがそこそこ勝てるレベルでデッキパワーが高い。
しかし、メタカードや相手プレイヤーのスキルでなんとかなる場面も存在した、という事だ。
一強環境にも抗う、SDBHプレイヤーの本気を思い知った。
裏の最強カード
ここまで【流星ゴッド】の話題で持ちきりだが、実はこの環境において、アバターを除くと遭遇した確率が一番高いのは流星でもゴッド悟空でもない。
UGM9-SEC2 ベジットと、一番遭遇したというのが実際のところである。
10月8日時点でわたしは46回バトスタをやっているが、そのうち22回はこのベジットと遭遇している。つまり大体2分の1の確率で遭遇する。
このベジットはどんな対面でも入れられており……【ベジゴジチルド】【流星ゴッド】はもちろん、果ては【超ユニット技】にもこのベジットを採用しているケースが見られた。
そんなベジットの主な性能は
①.CI速度変化無効
②.CI加速
③.固定ダメージ
上記の3つであり、このベジットが流行りすぎているとなると、
「CI最速が押せない人には辛い環境」
になっていた事は想像に難くない。
この側面は正直なところ苦しかった…が、わたしが最速を押す事ができれば何も問題はなかった気がする。練習あるのみである。
Tier1を握る必要性
上記の通り、UGM10弾において、わたしはメタられる側のTier1を握る事を選択したのだが…。
この選択が半分だけ正解だったと、今では思う。たくさん負けたからね
というのも、わたしがTier1を握る事を決意した上記の動画だが、
“TCGにおける意見”なのである。
TCGにおける“競技シーン”とは、主に大会であり、連戦が続く。
そのためデッキパワーの高いデッキを使用すると安定する。
したがって、“大会でも活躍できるよう、デッキパワーの高いメタられる側を使う“というメッセージが、あの動画には入っていたと思う。
しかし、SDBHにおける”競技シーン“は主にバトスタであり、連戦ではない。
1戦毎にデッキを変えられるのだ。
したがって、Tier1に固執して構築やプレイを極めるのもいいが、“環境を見て、柔軟に戦う”のが、一番賢い選択肢であったと、今では感じている。
TCGとSDBHは確かに通ずるものがある。ただ、そこに囚われすぎているのはよくないという事を思い知らされた。
来期以降、バトスタで段位昇格を目指すなら、柔軟なデッキ選択を心がけたいものである。
とはいえデッキパワーが高い方が安定するのも事実なので、結局わたしはずっとTier1握ってそうだけど………。
最上位ランカーの異次元さ
ここまで【流星ゴッド】の強さ、メタられやすさ、ベジットの採用率を挙げてきたが…“最上位ランカー”という括りでは、全然違う戦いが繰り広げられている。
最上位ランカーの間で流行っているのが、流星でもゴッドでもベジットでもなく、UGM10-067 ガンマ2号なのだ。
このガンマ2号があまりにも多く、ガンマ2号が相手にいても先行が取れるよう、ランカーの間ではそれに対抗するべくゴワス+アイオスを入れてみたりと…様々な対策が練られている。
”最上位ランカーの思考“についてはなんちゃんねるさんの動画を見てもらえるとわかりやすい。
こちらのチャンネルはUGM10弾環境において、順位が一桁である、“最上位ランカー”のうちの1人であり、動画も見やすく参考になる。
もし構築に行き詰まったら割とマジでオススメである。
話を戻すが、ランカーの戦いは“異次元”である。
如何にサクッと相手を倒してテクニカルを取るか、そういう観点での戦いが繰り広げられており、そこに流星やベジットの入る余地はほぼない。ゴッドは入ってたけど
もはや“デッキパワー”や”Tier”にすら拘ってない。
そこにあるのは“メタ読み”と“テクニカル”。
そして、その構築やプレイが異質な程洗練されているため、見ているだけでも凄まじい。
“デッキパワー”に拘っていたわたしとは“次元が違う”事を思い知らされた。
まとめ
“デッキパワー”という意味では【流星ゴッド】が強かったUGM10弾環境。
しかし、Tier1を握るだけでは勝てなかったり、最速の練習、ランカーのようなメタ読み能力など…まだまだ自分への課題も見えてきたりして、改めてSDBHの奥深さを知る事ができた弾だったと、振り返るとそう思う。
この記事を読んでくださった読者には、環境を見ながらデッキ選択をして、納得のいく結果をUGM10弾で出す事ができれば幸いである。
おわり。