目と心身の不調は関係している!by 眼科専門医 chika
皆さんはこんな毎日を送っていませんか?
仕事で長時間パソコンを使用して、オンライン会議は頻繁にある。通勤電車や昼休みは携帯をずっと見ていて、夜は、テレビや携帯でYouTubeや動画を見ている。寝る前も、ついつい携帯電話をみてしまい、睡眠時間を削ってしまっている、、、、
そして、目が疲れる、見えにくい、目が乾く、目の奥が痛い……。
最近このような目の症状はありませんか?
そして肩こり、不眠、頭痛などの体の不調。イライラしたり、不安になったりと心の不調もでていませんか?
実は、先ほどの目の症状と心身の不調は関係していることを皆さんはご存知でしょうか。私のクリニックは、ビジネス街にあり、ここ最近、目の使い過ぎによる目の様々な症状や、体の症状を訴える方が多くなっています。
ここ数年、パソコンや携帯のアプリの発展、5Gになりネット環境がよくなり、どんどん、ITが進化していますよね。そして、新型コロナウィルスの影響で、リモート作業が増えて、目を使う時間に拍車がかかりました。
しかし、それに追いついていないのが、人間の目。
アプリのアップデートのように急に、人間の目はアップデートできません。
逆に年齢を重ねるにつれて、機能は低下してしまいます。しかし、自分の目は長時間、平気に使うことができると思いこんでいませんか。特に40代以上の方は、近くをみるためのピント調節機能が衰えてくる「老眼世代」です。
無理をしていると、先ほどあげたような目の不調と心身の不調につながります。ぜひ、コンタクトレンズや眼鏡の見直しを含めて、眼科で年に一度は、目を診てもらいましょう。というのも会社や自治体の健診項目には、残念ながら 視力や眼圧の数値しかみておりません。眼底カメラは目の一部しか撮影していませんし、眼圧が正常でも緑内障になります。健診内容では、目そのものを診ていないので病気があるかどうかの判断としては情報量が圧倒的に不足しています。そして、目の病気の大半は、末期になるまで自覚症状がほぼでないのです。
目そのものを診てもらう「眼科のかかりつけ医」をみつけて、自分の目は自分で守るようにするのが大切です。
人生100年時代、いつまでも、人生を豊かにする情報を目から得られるようにしていきましょう。
当産業医事務所では眼科専門医が所属しております。眼科全般で悩み事ありましたら気軽にご相談ください。
眼科専門医 chika