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【宅建士受験検討中・初学者向け】宅建士試験ってどんな問題?受験を検討中の方問題見てみませんか?

宅建士の試験問題とはどんなものなのか?

実際の問題を見てみよう

令和3年10月実施問題より引用

これは宅建士試験の中でもメインとなる宅建業法の問題を抜粋したものです。四肢択一のマークシート形式の試験であり、上記のような問題が50問並んでいて、それを2時間で解かなければなりません。単純計算すると1問あたり約2分で、ある程度テンポ良く解いていかなければなりません。

例えばこの問題では、Aさん(売主)とBさん(買主)が登場してその二人のやりとりが問題になっています。具体的には、宅建業者のAさんが、宅建業者ではないBさんへ建物を売るために何か重要な説明をしようとしている場面が問題になっています。

今回の問題は、正しいものを選ぶ問題ですが、誤っている問題を選ぶ問題や正しいものがいくつあるかを答える問題などが出題されます。なので、選ぶべき選択肢が、正しいものなのか誤ったものなのかを間違えるとその時点で不正解になってしまいます。

初学者が難しいと感じる点

私もそうでしたが、法律の素養がない初学者の方が難しく感じる点は、聞きなれない法律用語や独特な言い回しだと思います。これに関しては、合格した今でも全く慣れていません。法律用語を条文のまま理解する力は宅建士のレベルでは求められておらず、法律の理解力と暗記力が問われているというのが私の考えです。どんな場面で、登場人物は誰で、何について問われてるのかを理解できれば正解まで導くことができます。なお、上記の例題は、35条の重要事項説明に関する知識があれば解けてしまいます。

こんな話をすると不安を感じてしまうかもしれませんが、実際は過去問を中心とした問題演習を積んでいけば徐々に解けるようになっていきます。もちろん漠然と問題を解くだけでは実力はついていきませんが、過去問演習を中心に理解と暗記を地道に続けていくことが合格への近道になります。

ちょっと先取り:問題を読む際に気をつけたいポイント

せっかく問題を載せたので、問題文を読む際に私が注意していたポイントも紹介させて頂きます。学習初期はこれらの項目を意識しながら問題演習を続けることで実力がついていきます。問題演習を積んでいけばあまり意識しなくても下のポイントを掴みながら解くことができます。

  1. 登場人物は誰(AとB)なのか確認する(黄緑枠と水色枠)

  2. 何(35条の重要事項説明)について問われているのか確認する(赤枠)

  3. 正しいもの、誤っているもの、個数問題のどのタイプの問題なのか確認する(青枠)

  4. 問題文の述語(〜しなければならない)に注意する(青枠)

ここまでお読み頂きありがとうございます。
まだ書き初めですが、【宅建士合格への道のり〜4回目の挑戦で気づいたこと〜】という記事も書いておりますので、よろしければお読みください。


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