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建築的「中古住宅を購入する際の留意点」Part1:どんな暮らしをしたいかイメージしよう

新たな住まいを探すとき、いろんな選択肢があると思います。
その中で、新築でもなく、マンションでもなく、中古の戸建住宅を選択肢としたときの、どんなふうに探し、どんなことに注意すればいいかを順番にお伝えして行こうと思います。


1、なぜ注意・検討が必要か

これはズバリ、後悔している方、失敗したと思う方、大変な思いをされている方を見ているからです。
どんなことがあるかというと、「暮らしに合わなかった」「こんなに暮らしにくいと思わなかった」「こんなに建物が傷んでいるなんて知らなかった」「こんなところでやっぱり暮らせない」などなど、購入前に十分な検討や確認がなされていれば防げたこともいっぱいあるからです。
ワクワクできる楽しい時間であってほしい家探しや家づくりの大切な機会と、その後の暮らしを笑顔で過ごしていただきたい
ただただ、そう願っています。

2、まずは暮らしをイメージ

中古住宅を探すとき、ポータルサイトや不動産屋さんのサイトを見て、「場所」「間取り」「金額」で探す方がほとんどではないでしょうか?
それで、写真を見て、築年数見て、資料請求や内見の申し込みをするのが一般的だと思います。
でも、そこで「ちょっとまった!!」なのです。
大切なのは、暮らしをイメージすることです。
よく、「お客さんが来た時に泊まれるように客間も必要」とおっしゃる方がいらっしゃいますが、本当に必要な方と、実際お話を聞いていくとそうではない場合があります。
・笑顔で暮らしたい
はたまた
・近くに趣味で繋がれる人がいたら幸せ
とか
・朝起きた時、朝日がリビングに差し込んでくれたら幸せ
「こうだったら幸せだなぁ」「こんな生活ができたら毎日笑顔になれる」
をいろいろイメージしてみてください。
なんだかワクワクしてきませんか?

3、優先順位を考えて決める

いろいろイメージして、せっかくワクワクしてきたところではありますが、ここで一旦、一歩引いてみます。
書き出してみた暮らしのイメージの中で、「これは絶対!」というものから「まぁ、これはなくてもいいかなぁ」「これは家になくてもいいかなぁ」を考えてみて、優先順位を決めてみましょう。
例えば、「畑で自分で野菜を育てて食べたいなぁ」と思っても、畑が家の庭に絶対必要である人もいれば、近くで畑を借りればいいという結論に至る場合もあります。

4、イメージして優先順位が決まることで得られる効果

自分が幸せだと感じられる暮らしをイメージし、1日のスケジュールが描けたり、1週間の暮らしが想像でき、家に求める必須条件が決まりました。
そうすれば、きっと、その暮らしを実現できるのがどんな場所か、どんな家かが自ずとわかってくると思います。
間取りに関しても、家族構成だけではない、暮らしを大事にして考えられます。
場所に関しても、本当に求める暮らしで見えてくると思います。

さぁ、中古住宅を探す準備が整いました!
Part2では物件情報と睨めっこしていけばいいのか?
はたまた、他にしなければいけないことがあるのか?

Part2に続きます
よろしくお願いします。

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お金の面にフォーカスした中古住宅を購入する際の留意点も勉強になりますので、こちらも是非

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