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【インタビュー】「建築×IT×デザイン」でリーダーシップを発揮。仲間と共に成長する学生インターン
インタビュー第5弾の今回は、学生インターンの宮原 亜生さんに、建築学科ならではの仕事の向き合い方や株式会社ARCRAが株式会社イマジカインフォスと共同でリリースした「超AIロト神分析」のデザインついてお話を伺いました。
宮原亜生(みやはら あおい)
早稲田大学 創造理工学部 建築学科。早稲田GWラグビークラブ センター。未経験から始めたデザインチームでメンバーをまとめる存在として活躍。趣味は「知らないことを知る」「やったことがないことをやる」。
ARCRAで「建築×IT×デザイン」に挑戦したきっかけ
――宮原さんがインターンを始める前に力を入れていたことを教えてください。
早稲田大学の建築学科で学びながら、クラブチームでラグビーにも取り組んでいました。センターというポジションで活動し、インターンを始める前は建築の勉強とラグビーを中心に過ごしていました。高校時代から勉強より部活に熱中するタイプで、その頃は柔道部とラグビー部を兼部し、週7日部活に取り組むほど打ち込んでいました。
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1つのことに集中するよりも複数の活動を同時に楽しむのが私のスタイルです。例えば、建築とラグビーを両立させ、その上で新しい挑戦としてインターンシップに取り組むなど、自分の軸を少しずつ増やしながら、アクティブに動くことを大切にしています。
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「知らなかったことを知る」「やったことのないことをやってみる」ことが好きで、常に新しい挑戦を楽しんできました。最近では、ARCRAのインターンシップを始めることが大きなチャレンジとなり、自分の成長に繋がる貴重な経験になっています。
――ARCRAのインターンを始めたきっかけを教えてください。
早稲田大学 建築学科のグループに届いたARCRAのインターンシップ募集のメッセージがきっかけです。建築の勉強やラグビーの活動に慣れてきたタイミングだったので、新しいことに挑戦したいと思いました。
特に、「建築×IT×デザイン」という、自分の得意な分野と未知の分野が交わる環境に興味を持ちました。また、代表の藤本さんが中高時代にラグビーをされていて、早稲田大学の建築学科出身という共通点もあり、親近感を抱いたことが決め手の一つです。
――ARCRAのカルチャーや雰囲気についてどう感じていますか?
最初は「東大発スタートアップ」「IT」という言葉から、堅い雰囲気なのかなと思っていました。でも、初めてオフィスを訪れたとき、その印象が一変しましたね。とてもアットホームで居心地の良い雰囲気があったのを覚えています。
そして、ここには温かさと、信頼とリスペクトが根付いていると感じます。インターンに参加する人は、特別なスキルを持っている人ばかりではなく、未経験の人も多いですが、そんな私たちにもきちんと信頼を持って接してくれるんです。
そのような環境では、自分がまだ未経験でも、ARCRAのメンバーとしてのコミットメントが高まるんです。お互いにリスペクトを持ちながら協力し合える環境が、ARCRAの魅力だと思います。
――現在担当されている業務について教えてください。
未経験からスタートし、WebサービスのUI/UXデザインを中心に、関連するさまざまなデザイン業務を担当しています。
――なぜ未経験でデザインに挑戦したのでしょうか?
最初に応募したときは、特に「デザインをやりたい」という明確な目標があったわけではありませんでした。ただ、ARCRAの雰囲気を知りたいという思いが強かったので「事務仕事でも何でもやってみたい」と伝えました。
すると、初出勤の日、ARCRAのホームページデザインの仕事を任されました。最初はオリジナリティを追求しようと試行錯誤したものの、なかなか形にできず、結果として藤本さんと一緒にやり直すことになりました。そこで、自分が2週間かけて考え抜いた案が、藤本さんの手によってわずか1日で全く別の、さらに良いものに仕上がるのを目の当たりにし、その実力に圧倒されました。
この出来事から新しい視点を得て、苦戦しながらも楽しいと感じ、次第にデザインの世界にのめり込んでいきましたね。
――UI/UXデザインを始めるにあたり、どのように勉強を進めていましたか?
始めたばかりのころはPinterestなどを活用して、既存のかっこいいUIデザインをたくさん調べ、自分が良いと思ったものを集めるところから始めました。それらを見比べながら共通点を見つけ出し、知識として取り入れていきました。この方法が自分に合っていると感じたので、それ以来ずっと続けています。
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仲間を巻き込むリーダーシップとコミュニケーション
――働くうえで大切にしていることを教えてください。
プロジェクトでは、私がデザインを担当して、他のメンバーはエンジニアということが多いです。そのため、逐一コミュニケーションを取ることを特に意識しています。
方向性が各自の頭の中で一致していないと、完成したものが「何か違う」という結果になってしまうことがあります。そこで、なるべく対面で話し合い、難しい場合でも声を出して意思疎通を図るようにしています。
――デザインチームでは、チームをまとめる役割を担っていると伺いました。チームの成果を高めるために工夫していることを教えてください。
ARCRAの環境をとても良いと感じているので、仲の良い友達をどんどん誘って一緒に働いています。気づいたら、デザインチームは自分が誘った友達ばかりになっていたんです(笑)。
意識していることは、自分が先に入って知った情報をできるだけ共有することです。また、自分が誘った人たちの特徴や魅力をARCRAのチームに伝え、それぞれに最適な仕事を任せてもらえるようにしています。友達だからこそ、彼らのスキルや特性を理解して、活かせる仕事を振ることができると思っています。
デザインチームのメンバーはそれぞれ異なるプロジェクトに関わっているため、頻繁に一緒に作業をするわけではありませんが、お互いの作業状況を共有したり、気軽に質問をし合ったりしています。これによって、知らなかったコマンドを学んだり、効率的に作業を進めたりすることができています。コミュニケーションをしっかり取ることで、成果を高めるための工夫を意識的に行っています。
――建築学科ならではの視点が活きたと感じる場面があれば教えてください。
建築設計のプロセスと、ホームページのデザインのプロセスがとても似ていると感じています。
仕事を受けた際、まず要件を理解し、その後にたくさんインプットをして、自分の中で考えられる基盤を作ります。そしてもう一度要件に立ち戻り、様々なインプットを掛け合わせて調整し、最後にオリジナルをアウトプットする。この流れが、建築設計でもデザインでも同じなんです。
ARCRAで学んだことは建築学科の課題にも活かせますし、逆に建築学科の課題で学んだこともARCRAの業務に応用できます。どちらか一方だけでなく、互いに良い影響を与え合っているなと感じています。
――インターンでの経験を今後どのように活かしたいと考えていますか?
建築を学んでいるので、インターンで得た経験を建築に生かしたいと考えています。建築の提案において、オリジナルでありながらも、多くの人が良いと感じるものを作り出すことを目指しています。そのために、人と違う視点を持ち、このインターンで建築以外の分野の人たちと触れ合う機会を大切にして、これからの建築設計に挑戦したいと思っています。
また、ARCRAのメンバーは挑戦的な姿勢を持つ人が多いので、その姿勢を見習い、目の前の課題に取り組むだけでなく、広い視野を持ちながら新しいことにも挑戦し続けたいと考えています。
株式会社ARCRAが株式会社イマジカインフォスと共同でリリースした「超AIロト神分析」
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――宮原さんがデザインを担当した「超AIロト神分析」が1月31日にリリースしました。
最初にお話を聞いたときは、宝くじについてイメージが湧かなかったので、まずはロトの様子や分析を行っているサービスのスマホアプリを使ってみて、さらに競馬や競艇の予想アプリにも注目しました。これらをすべて試してイメージを膨らませ、最終的にデザインに落とし込むことができました。
――工夫した点を教えてください。
幅広い年齢層の方に使っていただくサービスなので、フォントサイズを大きくするなど、視認性を高める工夫をしました。また、どんな操作が煩雑になるかを考え、使いやすさを意識しています。例えば、タップがしづらい小さなボタンを避けるなど、ユーザーの視点で細かい点に気を配りました。
自分の感覚だけでなく、実際に使う人がどんな感覚を持っているかを予想し、最適なデザインを目指しました。
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――特に注目してほしいポイントはどこですか?
独自性のある分析方法です。さまざまな分析方法がありますが、それぞれの特徴をしっかり反映させ、集計方法に応じてグラフの足し方や色を変えることで、デザインに差別化を図りました。
また、複数の情報や分析方法を自分の好きな順番で並べて比較しながら保存できる点も、他にはない特徴だと思っています。このサービスでは分析を深めながら楽しむことができます。
――宮原さん、ありがとうございました!
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