Joey Alexander Live at BlueNote Tokyo
大好きなJAZZピアニスト
Joey Alexanderが日本にやって来る! ヤァ ヤァ ヤァ!
ということで、彼の演奏をどうしてもこの目で観たい!と関西からはるばる東京へ。
というのも、こちらも最近お気に入りで先日同じく来日していたDomi&JD Beckと同様に大阪スルー(東京近郊のみ)だったためです(泣)。
Domi&JD Beckも観たかったけど、その前から好きだったJoeyの演奏を生で観たくて…。
しかも、昨年行く予定のBlue Noteとあって一人旅を決行♪
大阪にあった頃は何度も何度も通ったBlue Note。
東京は初めて。
とてもおしゃれで閑静な南青山にお店はありました。
残念だったのは…
店内はとても広いのですが、私が座ったサイド席はびっくりするくらい客席のテーブルの間隔が狭く、椅子を引くと後ろの席のお客さんの椅子にあたってしまうくらいで…(汗)
正直、ちょっと息苦しい感じがしました。
大阪はもうちょっと広かったような…。
アリーナに空席はないか聞いたけど空席はなく、ゆったりのソファー席にランクアップしようかと思ったけどステージから離れるし…ということで結局そのままで。
日本一の高級Jazzクラブを謳うなら、客席を減らしてでも、どの席でももう少し寛げる空間を提供してほしいなと個人的には感じました。
東京という土地柄、狭いのは仕方ないのかな…。
さて、肝心のステージ。
ひとこと
最高でした!
やっぱり彼の紡ぎ出すピアノの音色は、なんとも優しくあたたかく、そして美しい。
若干19歳とは思えない深みのある音。
私はこの曲を初めて聴いた時に心を鷲掴みにされたのでした。
彼はインドネシアのバリ島出身。
そのバリを舞台にしたその名も『Bali』という曲は、バリ島の美しい自然や人々の暮らしがMVからも伝わってきて、いまやNYに進出し世界的なJAZZピアニストになった彼の【郷土愛】を感じるエモーショナルな一曲です。
今回、この曲をどうしても聴きたくて彼のTwitterの告知に『Baliを聴けるのを楽しみにしています!』とリプライをしたところ(イタいファンです笑)、ご本人がいいね♥をしてくれていて、それだけでも感激だったのに…
当日、本当に演奏してくれたのです(号泣)
今回は新しいアルバム発売のためのツアーなので、この曲は難しいかなと思っていただけに感動で気づいたら涙が流れていました。
本当にありがとう!
じつは、この曲には個人的な思い出のエピソードがあり…
私が数年前、悪性腫瘍の摘出手術を受ける前夜、大好きなこの曲を聴いて心を落ち着かせていたのでした。
手術後は、いろんなことを思い出されて、しばらくこの曲を聴くのが辛い時期もあったのですが、今はまた落ち着いてこの曲を聴けるようになったのです。
大げさですが、私の第二の人生のスタートのきっかけの曲でもありました。
今回はその他にRhodesやメロトロンを使ったファンキーな曲など、彼の音楽の新しい一面も観ることができました。
ベースとのDUOも素晴らしかったし、歌うようなドラムも感動しました。
思いきって東京行きを決めてよかったと思った素晴らしいLiveでした。