AASN米国 JASS勉強会開催レポート(NY)
Arclevインターン・AASN NY支部の原野です。今回は、Arclevのご支援を受けニューヨークで行われているJASS (Japanese Association of Scholars in Science)の勉強会の様子をお伝えします!
JASSは2005年にコロンビア大学の日本人研究者数名によって始まった、ニューヨーク近郊に住む理系研究者を中心とした勉強会です。毎月スピーカーをお招きしご自身の専門分野について講演・ディスカッションを行っています。勉強会と言えど堅苦しいものではなく、研究施設・大学内の一室で軽食を片手に研究内容を話題にしながらの交流会といった雰囲気の集まりです。AASNメンバーの北本さんと宮田さんが元代表で、現在は同じくAASNメンバー・NY支部メンバーの樋口さんと伊藤さんによって運営されています。
パンデミックの期間中はオンライン開催だったのですが、最近は対面でのイベントの復活に力を入れています。Arclevのご支援のおかげで軽食やお弁当の提供が可能になり(ありがとうございます!)、勉強会は食べ物を片手に和気藹々とした雰囲気で始まります。
参加者の共通点は、NY近郊で研究に携わっていることだけなので、皆さんの専門分野と講演テーマは多岐にわたります。今までの講演例には、”神経科学の観点から語る損得に対する脳内反応”、”癌を引き起こすゲノム修飾異常”、”蛇から学ぶ肥満・代謝性疾患の創薬”、”造血幹細胞の制御”などがあり、参加者は自分の専門分野とは違った魅力を発見したり、専門分野の視点から質問をしたりと、学際的なディスカッションが活発に行われる場です。
参加者は主にNY内の研究機関に所属する教授、リサーチャー、ポスドク、博士課程の学生で成り立っており、発表とディスカッションの後は会議室に残って交流が繰り広げられます。勉強会や先日のサイエンスフォーラムなどを通してAASNについて知ってくださる方もおり、NY支部の盛り上がりにも繋がりそうです。これからもArclevインターン・そしてNYチームメンバーとして、AASNをNYでも盛り上げて行きたいと思います!
過去のAASN米国の活動様子はこちらからご確認いただけます!
(文責:原野)