【大光電機株式会社】照明で人の暮らしをより豊かにするために。製品開発に留まらない取り組みとは
みなさんこんにちは。ARCH編集部です。
ARCH Tranomon Hills (以下、ARCH)が2020年4月に誕生してから約4年が経ちました。現在は約120社と多くの企業に参画していただいていますが、まだまだ出会えていない企業も多いのではないでしょうか。そこで、お互いのことを知る「コラボレーションのはじめの1歩」を作るべく、参画企業を紹介していきます。
第1回は大光電機株式会社です。
企業プロフィール
活動内容
プロダクト開発から、社内環境の改革、風土醸成や人材育成まで。多方面からイノベーションに向き合っています。
私たちは、ARCHが開設された2020年に参画することになった初期メンバーです。参画した時は、新規事業開発という風土が社内に根付いていたわけでもなく、明確なゴールも特に設定されておらず。集まったメンバーもデザイナーや営業、経営戦略室所属の人間などさまざまで、通常の業務と兼務をしながら手探りで進めてきました。
これまでやってきたことの1つがプロダクト開発。ウェルビーイングを叶える新しい照明として、『COMFOLIGHT』シリーズを開発しました。1つは、すっきり目覚める朝の光から睡眠前の夜のあかりまで、時間帯によって適した光を提供することによって健康的な生体リズムをサポートする「for Activation」。2つ目は、加齢によって眼球の水晶体が黄変することによって黄みがかって見えることから、一般的なLEDとよりも黄色のスペクトルを抑えることで高齢者の視覚をサポートする「for Clear View」です。
大光電機は日頃から照明による空間作りを行っていますが、私たちは光によって人の暮らしがさらに豊かになる可能性を最大限に追求したいと考えています。環境における光の役割は大きく、空間の中で光を適切にコントロールすることで、人の感情や行動にも影響を与えると確信しています。現在も新製品の企画が進行中です。
他にも、会社全体で新規事業に向き合える環境を作るために、社内で使用するシステムの改善や、社員のマインドセットを変えるための社員研修、セミナーなども行っています。
“ここは変えた方がいい”と思ったらすぐアクションする、というマインドで動いてきましたが、気づいたら「光・仕組み・人」と色々な分野に手を伸ばしていました(笑)元々兼務だったメンバーもこのARCHでの取り組みを本務として動くようになったり、部署である「イノベーション推進室」が発足されるほどに。思えば参画してからの4年間は、社内イノベーションが生まれる環境を整えるフェーズだったと思います。
大光電機流、ARCHの使い方
周りの素敵な所を見つけて、自分達でもやってみる
これまで、さまざまな方面で奔走してきましたが、ARCHだからこそできたことも多くあります。
実は前述の『COMFOLIGHT for Activation』は、NTT東日本さんが取り組んでいる睡眠事業の話からインスピレーションを得て誕生しました。また、現在社内コミュニケーションの一環で、社員にフォーカスを当てた記事を制作し発信しているのですが、それもARCHで開催されているセミナーで紹介されているのを見て、感化されて始めたもの。
最近では、カジュアルに会話や意見を言いやすい場を作ることで社員の主体性を引き出すことを目的に、社内でランチ会を始めました。これはARCHで定期開催している、お昼を食べながら企業ごとの取り組みや想いをプレゼンテーションで聞き、会話するランチ会を大光電機流にアレンジしたものです。
周りを見ていいなと思ったらすぐに自分達で社内に持ち帰るので、社長に「かぶれてるなぁ」と、ツッコまれたりしているくらいです(笑)それくらい刺激的な場所なんですよね。
今、求めている技術・人・企業
お互いの知見や共有を経験し、各社の成長を支え合う、仲間のような人
気軽に話し合える仲間のような人にもっと出会いたいと思っています。特に社外だからと関係なく、モチベーションに火を付け合える人。実際に今まで活動していく中で諦めそうになった時に「やりましょうよ」「できますよ」と背中を押してくれる方がいらっしゃって。そういった、新規事業という同じ志を持つからこそ持てる仲間がいることもARCHの良さですね。
私たちが提供できること
人の生活を豊かにする光の力、それを実現する社内の人の良さ
人に心地よい影響を与える環境づくりに取り組もうとしている方は是非声をかけてください。大光電機は幅広い空間設計・照明デザインに関する知識と実績を持つ「光のプロフェッショナル」ですので、お力になれることがあると思います。
また、大光電機は商品力にも自信がありますが、人間力も素晴らしいんです。タレント性があるさまざまな分野のエキスパートが多く居ます。それでいて、基本的に縦と横の垣根もなく、協力的な社員が多いので、アイデアがあったらすぐに社内と連携して動くことができると思います。
今後の展望
主体的にイノベーションが生まれる社内風土づくり
これからは特に社内改革に注力していきたいと思っています。私たちがイノベーション推進をする必要が無いくらい、社員が好きなようにアイデアを出して実行していく風土を作ることがミッションですね。究極、私たちの活動が無くなることがゴールというか。そのためにも私たちが今、たくさん動いて、たまに失敗する、その姿勢をロールモデルとして社員にも見せていきたいです。
皆さんに一言
いつでも気軽に声をかけてください!皆さんとの出会いや対話を心待ちにしています!