一級建築士受験(学科)において 心がけること
前回の続き。
2.まずそろえる教材について
結論:大手予備校のテキスト・問題集を購入してください。
皆さんが思い浮かぶ教材は、過去問だと思います。
なぜ過去問をお勧めしないか、それは「単元ごとに出題がまとめられていないので、知識の体系化が難しい」こと、「問題単体の解説しかないため、一体的に同単元の知識を身に着けることができない」ことの二点が理由です。
大手予備校の過去問はよくまとめられています。
鉄骨の問題毎、木造の問題毎・・・過去問だと同じ単元の問題を探すのすら一苦労ですが、予備校の過去問はそれらを整理してくれており大変効率的に学習を進めることができます。
次にテキスト。これ、控えめに言って最高です。
過去問を分析したうえで、各単元の理論が体系的にまとめられているんです。
前回の記事にも書きましたが、学科試験攻略のカギは、基本的な理屈を考えることです。
予備校のテキストは、基本的な理屈をしっかりまとめ上げてくれているので、有効な学習が期待できます。
ここまで読まれた方、心配事があると思います。
「・・・でもお高いんでしょう・・?」
ご安心ください。
メルカリとかで買えますよ。
受験年度のものが最適ですが、ぶっちゃけ二年前くらいのものまでは使っていいと思います。
構造計算の方法が毎年大きく変わるか?法規の内容が毎年大きく変わるか?
答えはNOです。
予備校は改訂部分をあげつらって不安あおってきますけどね、受験元もそこまで暇じゃないですよ。
二年前くらいまでのものであれば傾向も大きく変わらないので問題ありません。
皆さん、ぜひメルカリで教材探してみてくださいね。