自宅リノベ全記録〜施主サイド〜(6)実施設計図書の提出、物件決済+引渡し
表題の6回目になります。1〜5回目は以下のマガジンにまとめてあります。前回は下記の内容でした。今回は、打ち合わせで話した変更点をもとに設計を進め、実施設計図書を工務店に提出するタイミングで施主にも提出します。
2020年4月20日 打ち合わせ⑥ サンプルチェック、実施設計図書提出
打ち合わせでの資料は、①実施設計図書一式、②模型、③サンプル、④スケジュールになります。
①実施設計図書
建築の専門じゃない方が全ての図面を読み込むのは大変なので、ざっくりと全体を説明します。
②模型
実施設計提出時の模型です。(解体後の実測で寸法関係が結構変わってしまっているのですがその作り直しは検討中です。(現場で実際に見ながら決められるのでスタディとして作る意味があまり無い))
③サンプル
図面と模型と合わせて各部分の実際の素材も確認します。
フローリングは無垢フローリングが要望としてあって、幾つかの樹種からすでに選んでもらっていて、西南サクラ(サクラと書いてありますが、赤めの樺で桜とは無関係です)としています。ラワン合板も赤めでの選定を工務店にお願いしていて、下地、長押、巾木が白系の安い材(ホームセンターなどにもある)のホワイトウッドです。
キッチン正面、トイレはフレキシブルボードです。
次に、今回はスイッチやコンセントの付き方が一般的でないためそちらも確認します。壁にはつかず、ほぼ下地と長押についています。
設計のコンセプト的にも大事な部分です。綺麗に仕上げられた壁にコンセントやスイッチが付いてることに違和感を感じていたので、それに対するあり方の試みと、壁を後から電気工事なしで取り外せるようにするためにもこのような意匠としました。
④スケジュール
前回と同じものですが、特に変更なく進んでいることを確認します。
これから、僕が解体DIYをスタートさせます。
物件決済+引き渡し時現況
ちょうどこの打ち合わせ時が引き渡しくらいでした。決済時の費用は
①建物本体 3960万(消費税は個人間売買のため無し(これは大きい!))
②仲介手数料 130万
③登録免許税 40万(適合証明減額で−15万)
④不動産所得税 0(適合証明減額で-28万)
⑤ローン保証料+火災保険 90万
で計3950万でした。
本体価格+300万くらいになりました。
適合証明による減額が-43万+毎年の住宅ローン控除あります。
消費税があると+400万くらいなので大きいですね。新築だと必要なのかな?
ちょっと詳しことはわかりません。
現況は以下のようになっています。
①玄関
②キッチン
③LDK
④部屋1
⑤部屋2
⑥バルコニー
築43年なのでかなりボロくなってます。この記事を書いている現在は解体が終わり工事が始まっていますが、解体してみると躯体のカビや爆裂などありなかなかの状況でした。
次回は本見積と解体の様子まで書きたいと思います。