#1-3 学びの吸収率を上げる方法②
先週から引き続き、「学びの吸収率を上げる方法」の詳細の2つ目である、
今は学びを「広く」しているのか、または「深く」しているのかを把握する
についてです。
まずはじめに、学びにも色々な種類があります。
友だちと話してちょっと知ったり
学校の授業でがっつり勉強したり
何気ない日常の中に学びがあったり
そして学びの種類によって学び方も変わってきます。
すべて同じ方法でやっているようでは、非効率だったり全然身につかなかったりします。
そこで汎用的に使えるのが、今は横に広げているのか、縦に深めているのかを意識するということです。
私自身、それを意識するだけでかなり学びやすくなりました。
みなさんも「今私は何を学んでいるんだろう?」「何をしているんだろう?」とモヤモヤした経験はありませんか。
なんとなく興味があって勉強会に参加したときは、知識を横に広げていることが多いと思いますし、分厚い学習書を買って、ノートにまとめているときは、知識を縦に深めていることが多いと思います。
学びの現在地と方向性を意識するだけで、少なくとも上のようなモヤモヤが晴れ、学びに集中できるようになりませんか。
これを意識すると何がいいかと言うと、自分の現在地を知ることで効率よく学ぶことができるようになります。
一番の理想は広く深く学ぶことですが、深さを追及しようとするとやはり時間がかかります。
みなさんも経験があると思いますが、学びを深くする作業は強制的にやらされるか好きじゃないと続かないです..
一方で難しいことに広さだけ求めて、すべてが浅くなってしまうのもよくありません。
深さを持っていないと薄っぺらい人間になってしまいます。
だれでも物事を見るときにすべて色眼鏡で見ています。
悪く言われることもありますが、それ自体がわるいことではありません。
ちゃんとそれぞれの立場を公にして、どの立ち位置をとっているかを明確にすればよいのです。
逆に立場がないと、どの視点から言っているのかわかなくなってしまいます。
どこにも帰属できない発言や意見は無意味なものになってしまいます。
複数の深さをもっていなければならないことはなく、深さは一つ持っていれば十分だと思います。
だから若いうちは一つでもいいから、特に広さよりも深さを追求するべきだと思います。
深さを追求するには時間も根気も必要ですし。大人になれば自ずと広さは身に付いてきます。
以上の意味でも一つ大学の存在意義があるのだと思います。
そんな自分も一応まだ大学生なので、まずは一つ専門分野でも深めて行きたいと思います。
最後は私自身の学びで締めてしまいましたが、何事にかんじてもゴールと今の現在地を把握することはとても大切なことです。
ぜひ何かを学ぶときには、今は学びを「広く」しているのか、または「深く」しているのかを意識してみてください。
次回は学びの吸収率を上げる方法の3つ目である、自分が今ここにいることに覚悟を持つ、について書きます。
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